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2024.06.21
おすすめのIT資格

おすすめのIT資格の一覧!難易度と勉強方法を解説

時代の進化に合わせ、需要が高まっているIT技術。そんなITに関係する仕事に就きたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、ITに関する資格を取得するメリット、資格取得の難易度、レベルに合わせたおすすめの資格、勉強方法についてお伝えします。

これからIT資格を取ろうと考えている方、IT業界に就職したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

IT資格を取得するメリット

メリット

IT資格を取得することによるメリットは大きく2つあります。

  • 資格によって客観的に能力を証明できる
  • IT関係の仕事に必要な知識とスキルを身に付けられる

1つめは、資格を取得することによって客観的な能力証明になることです。就職の面接や企業内の人事評価や商談といった対外的な場でも信頼感を得ることができ、ビジネスシーンにおいて大きな力となります。

2つめは、IT関係の仕事に必要な知識とスキルを身につけられることです。仕事においてチーム全体のITリテラシーが高まることは重要であり、業務の円滑化に役立ちます。

IT資格の一覧表と難易度

レベル

IT資格を難易度ごとに分けると、以下の表のようになります。

難易度資格
全職共通
・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
・ITパスポート
★★全職共通
・基本情報技術者
★★★全職共通
・応用情報技術者
★★★★マネジメント系
・ITストラテジスト
・ITサービスマネージャー
・プロジェクトマネージャー
・システム監査技術者
★★★★エンジニア系
・エンベデッドシステムスペシャリスト
・システムアーキテクト
・データベーススペシャリスト
・ネットワークスペシャリスト
・情報セキュリティスペシャリスト

IT資格には「全職共通」のものと「マネジメント系」「エンジニア系」の3種類があり、専門性が高まるほど難易度も高くなります。

IT未経験者がまず目指したい資格

初心者スキル

IT未経験者の場合、まずは以下の資格取得を目指しましょう。全職共通の資格であり、ITの基礎知識やリテラシーが高いことの証明になります。

資格合格率
ITパスポート約53%
基本情報技術者約40%
応用情報技術者約25%
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)一般:約80%
上級:約60%

各資格を難易度とともに紹介します。

ITパスポート

合格難易度:★

ITパスポートは通称「Iパス」とも呼ばれている、基礎的なIT資格です。合格難易度は比較的低く、2022年4~10月の合格率は53.4%となっています。

職種や業界を問わずITに関する知識全般の基礎を問われる国家試験で、合格すれば幅広いITの基礎知識があることを証明できます。

基礎を学べるため、その後の応用的な資格取得の準備としてもおすすめです。

基本情報技術者

合格難易度:★★

基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門とも言われているIT資格です。

情報技術全般の基本知識、技能、プログラム設計、開発、単体テストなど、テクノロジー系、マネジメント系、ストラテジ系といった各分野から幅広く出題されます。ITエンジニアの基礎を固めるという意味で、人気の高いIT資格の1つです。

合格率は4割程度ですが、国家資格であるため高い需要と人気があります。

応用情報技術者

合格難易度:★★★

応用情報技術者は、高度なIT人材に必要な応用知識と技術を証明するIT資格です。

情報技術を用いた戦略立案、経営戦略、情報戦略を考えて決める際、あらゆる情報を踏まえて動向や事例を収集したり、モニタリングして得た情報の分析ができたりと、高い技術水準が求められます。

基本情報技術者と同様の分野、内容ですがより応用的でハイレベルな資格で、合格率は約25%です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト (MOS)

合格難易度:★

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、マイクロソフトオフィスソフトの操作技能を測定する民間試験です。国家資格ではないものの、IT業界の基礎として高い人気を集めています。

Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5科目があり、WordとExcelには一般レベルと上級(エキスパート)レベルの2レベルが用意されています。

ITエンジニアのスペシャリスト向けの資格

スペシャリスト

ITエンジニアを目指す方は、以下の資格取得を目指しましょう。

資格合格率
情報セキュリティスペシャリスト約15%
ネットワークスペシャリスト約14%
データベーススペシャリスト約15%
エンベデッドシステムスペシャリスト約10%
システムアーキテクト約13%

それぞれ難易度とともに紹介します。

情報セキュリティスペシャリスト

合格難易度:★★★★

情報セキュリティスペシャリストは、情報システムの基盤整備をおこない、情報セキュリティ管理に必要な知識と技術があることを証明する国家資格です。

合格率が約15%と低いものの、情報セキュリティを扱う職種に就くなら持っておきたい資格です。情報セキュリティへの意識が高まる昨今、需要の高い資格として知られています。

ネットワークスペシャリスト

合格難易度:★★★★

ネットワークスペシャリストは、情報通信ネットワークの設計〜運用を担当する方なら取っておくべき国家資格です。情報システムの企画、開発、運用、保守という幅広い分野において支援をおこなえることを証明できます。

合格率は約14%と低く、難易度の高い資格です。しかし難易度が高いだけに、資格を持っているだけで就職や転職が有利になったり人事評価が高くなったりするケースも少なくありません。

データベーススペシャリスト

合格難易度:★★★★

データベーススペシャリストは、データベースに関する高度な技術を活用して情報システムの企画、開発、運用、保守への技術支援をおこなえることを証明する国家資格です。

合格率は約15%で、難易度の高い資格と言えます。

現在需要が高まっているビッグデータを活用したビジネスの分野では、データベースが重要視されているため今後さらなるニーズの高まりが期待できる資格です。

エンベデッドシステムスペシャリスト

合格難易度:★★★★★

エンベデッドシステムスペシャリストは、合格率10%前後と難易度の高いIT資格です。情報技術者試験のなかでも最高難易度と言われています。

エンベデッドシステムとは「組み込みシステム」のことを指し、家電製品や産業機器に組み込まれる特定の機能を実現させるためのシステムのことです。

組み込み系のシステム開発において必要な知識と技術を認定する国家資格であるため、高度かつ広範囲の知識や技術、マネジメント能力が求められます。

システムアーキテクト

合格難易度:★★★★★

システムアーキテクトは、情報技術者試験の中で最高難易度に分類される資格です。合格率は12~15%程度です。

システムアーキテクトとは、システム開発における初期工程を担当する上級エンジニアのことを指します。

システム開発の初期段階に関する知識と技術を認定するもので、システムエンジニアやプログラマーの中でも上級職となるシステムアーキテクトやそれを目指している方向けの内容となっています。

マネジメント業務向けの資格

クエスチョン

マネジメント業務向けの資格には以下のようなものがあります。

資格合格率
ITストラテジスト14~15%
システム監査技術者約15%
ITサービスマネージャー10~14%
プロジェクトマネージャー14~15%

それぞれ難易度とともに紹介します。

ITストラテジスト

合格難易度:★★★★

ITストラテジストは、合格率14~15%の国家資格です。

ITストラテジストとは、高度なITの知識やスキルを活かし、企業が抱える課題の明確化、業務効率化、IT戦略の立案などをおこなう専門職を指します。

IT戦略に関する策定、提案、推進を主導できる知識と技能を証明できる資格であり、最高情報責任者(CIO)、最高技術責任者(CTO)、ITコンサルタントなどを目指す方におすすめです。

システム監査技術者

合格難易度:★★★★

システム監査技術者は、合格率15%前後の高難易度資格です。

情報システムや組込みシステムのリスク分析や評価、改善などのサポートをおこなうために必要な知識や技能を証明します。

ITサービスマネージャー

合格難易度:★★★★

ITサービスマネージャーは情報処理技術者試験の中でも特に難易度が高い資格で、合格率が10%台前半となっています。

システムの運用、保守を担当するシステムエンジニアに必要な知識と技能を証明できる国家資格であり、責任者を目指すなら取っておきたい資格です。

開発に関わる場合でも、運用や保守の知識があると効率的に業務を進められると考え、受験する方が増えています。

プロジェクトマネージャー

合格難易度:★★★★

プロジェクトマネージャーは合格率14~15%の高難易度資格です。

IT業界における広く深い知識やスキルに限らず、責任者としてのマネジメント能力も問われます。

IT資格の勉強方法は?

パソコンを使う手元 ビジネスイメージ

IT資格の勉強をするなら、参考書で必要な知識を身につけ、過去問や予想問題を中心に学習することが大切です。

とは言え、専門分野であるIT資格の勉強は独学では行き詰ってしまうことも少なくありません。課題にぶつかったとき、その分野に詳しいプロに話を聞ければ学習はよりスムーズかつ深みのあるものになるでしょう。

独学ではモチベーション維持や学習が難しそうだと感じる場合は、プログラミングスクールや通信制大学を利用する手があります。

IT社会に必要な知識やスキルを身につけるなら、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)

開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)なら、ITに関する知識を通学不要で身につけることができます。

目指す資格やレベルに合わせ、先端ITコースとビジネスITコースからコースを選ぶことができるため、必要な知識や技術を授業という形で効率的に学べるため、大変おすすめの学習方法です。

IT社会に必要な知識やスキルを独学で身につけるのは難しいですが、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)ならモチベーションを維持しながら効率的な学修が可能です。

目指す未来像・将来像に合わせたカリキュラムを選べる2つのコースに加え、学修や就職に関するサポートも充実しているからです。

先端ITコースとビジネスITコースでは、それぞれITの基礎から応用を学びつつ、実践的なスキルを学ぶこともできます。資格取得を目指せるだけではなく、実務的な学びが得られるのは開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)を選ぶ大きなメリットです。

また通信制大学でありながら一人ひとりに学修アドバイザーがつき、学習計画のサポートをしてくれるのも強みと言えます。

学生は、授業でわからないことがあったら、チャット形式でいつでも質問ができ、原則24時間以内に回答があります。

資格取得や卒業までモチベーションを維持しやすいこともまた、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)に通うメリットです。

まとめ

まとめ

IT資格には全職共通、マネジメント系、エンジニア系の3種類があり、専門的になるほど難易度が上がります。

高難易度の資格は合格率が10%台などと低く、独学での勉強ではなかなか合格できないケースも少なくありません。

もし専門的なITスキルや知識を身につけ、効率的に資格取得を目指したい場合は、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)などの通信制大学やプログラミングスクールなどに通うことをおすすめします。

教育機関を利用することで必要な知識やスキルをきちんと身につけられ、欲しい資格を取得しやすくなります。

また通信制大学なら、卒業すれば大卒資格も取得できるため就職の幅も広がるというメリットもあります。

自分に合ったやり方で、IT資格の取得を目指しましょう。

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