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2024.09.10
IT系国家資格

IT系国家資格おすすめ12選!難易度や合格率を分野別に解説

情報化が進む社会では、IT系の国家資格が転職や就職で大きなアドバンテージとなることもあります。

今回は、IT系の国家資格のうちおすすめの12個を難易度や合格率とともに紹介します。また、IT系の国家資格を取得するメリットや難易度と分類に関する解説もするので、ぜひ資格選びの参考にしてください。

IT系の国家資格を取得するメリットとは?

IT系の国家資格を取得することには、以下のようなメリットがあります。

  • 一定以上のスキルや知識があることを資格という形で証明できる
  • 高難易度な資格の場合、年収アップが目指せる

ここでは、IT系の国家資格を取得するメリットについて解説します。

スキルや知識を証明できる

IT系の国家資格を取得することで、一定以上のスキルや知識があることを証明できます。

初心者で実務経験がない場合でも、資格があれば基礎知識やITに一定の理解があることが証明できます。

就職や転職の際、IT系の国家資格があれば資格を持っていない方と比べて大きなアドバンテージとなるでしょう。

年収アップを目指せる

高難易度資格を取得している場合、年収アップにも繋がります。

優秀なIT人材であることを証明できる高難易度な資格を有していることは、企業にとって魅力的であり、人材としてのニーズが高まれば年収アップにも繋がるでしょう。

転職を検討している方、年収アップを目指す方は、IT系の国家資格を取得するのがおすすめです。

IT系国家資格の難易度と分類について

IT系の国家資格には、難易度と分類があります。

職種を問わない「全職種共通」、エンジニアに求められる「エンジニア系」、マネージャーポジションに求められる「マネージャー系」の3分類にくわえ、各資格にはレベル1〜4の難易度が振り分けられています。

難易度のレベルについては、ITSS(IT Skill Standard/ITスキル標準)というIPA 独立行政法人 情報処理推進機構が定めるスキルレベルに基づいて表記しています。

分類/レベル全職種共通エンジニア系マネージャー系
Lv1(情報技術に携わる者に最低限必要な基礎知識がある)ITパスポート
Lv2(プロフェッショナルとなるために必要な基本的知識・技能がある)基本情報技術者
Lv3(要求された作業を全て自力で遂行できる)応用情報技術者
Lv4(スキルを活用することで、業務上の課題の発見と解決をリードできる)エンベデッドシステムスペシャリスト・システムアーキテクト・データベーススペシャリスト・ネットワークスペシャリスト・情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)ITストラテジスト・ITサービスマネージャ・プロジェクトマネージャ・システム監査技術者

IT系全般に関連する国家資格3選

IT系全般に関連する「全職種共通」の国家資格には、以下の3つがあります。

ITパスポート(iパス)ITを活用して仕事をする中で必要な、基礎知識全般を証明する資格。合格率は50%程度。
基本情報技術者(FE)主にプログラマーやシステムエンジニアを対象としたIT人材のための資格。合格率は45%程度。
応用情報技術者(AP)高度なIT人材として方向性を定めた、実務経験がある方向けの資格。合格率は23%程度。

以下で、各資格について解説します。

ITパスポート試験(iパス)

ITパスポート試験は、IT初心者におすすめのもっとも基本的な資格です。ITを活用する仕事のなかで、必要とされる基礎知識があることを証明できます。

合格率は50%前後と高めで、しっかり勉強して試験に臨めばIT初心者でも合格できるでしょう。

どの資格から取れば良いのか、何を勉強すれば良いのかわからないという方におすすめの国家資格です。

ITパスポート試験

基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験は、高度なIT人材を目指す方向けの国家資格です。プログラマーやシステムエンジニアを対象とした内容で、合格率は45%程度です。

専門的な知識が求められる試験であり、プログラマーやシステムエンジニアとして今後働きたいと考えている方は取得しておくと良いでしょう。

基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

応用情報技術者試験(AP)

応用情報技術者試験は、より高度なIT人材を目指す方向けの国家資格です。基本情報技術者を取得してからの受験がおすすめで、合格率は23%程度です。

応用情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

IT系国家資格【マネージャー・経営者向け4選】

マネージャーや経営者向けのIT系国家資格は、以下の4つです。

ITサービスマネージャ(SM)ITサービスの計画、立案、提供、改善までをマネジメントする能力を証明する。合格率は14%程度。
ITストラテジスト(ST)経営戦略に基づいたIT戦略の策定ができることを証明する資格。合格率は15%程度。
システム監査技術者(AU)情報システムのリスク分析、コントロールの点検、評価、検証をする能力を証明する資格。合格率は14%程度。
プロジェクトマネージャ(PM)プロジェクト全体の意思決定ができる能力を証明する資格。合格率は14%程度。

以下で、各資格について解説します。

ITサービスマネージャ(SM)

ITサービスマネージャは、ITサービスの計画、提供、改善までを通して的確なマネジメントができる能力を証明する国家資格です。

ハードウェアとソフトウェアの両方に関する知識が必要となる高難易度資格で、合格率は14%程度です。

プロジェクトマネージャーを目指す方にとっても、役立つ内容を学べる資格と言えるでしょう。

ITサービスマネージャ試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ITストラテジスト(ST)

ITストラテジストは、経営戦略に基づきIT戦略の策定ができることを証明する国家資格です。合格率は15%程度です。

高度ITを活用した事業の革新・改革、製品企画と推進など、企業の経営に直接関わる重要な役割を担うための能力を身につけられます。

CIO、CTO、ITコンサルタントを目指す方におすすめです。

ITストラテジスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

システム監査技術者(AU)

システム監査技術者は、情報システムにおけるリスク分析、コントロールの点検、評価、検証のすべてを担えることを証明する国家資格です。合格率は14%程度です。

情報システムを客観的に監査する立場として必要な知識が求められます。

システム監査技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

プロジェクトマネージャ(PM)

プロジェクトマネージャは、プロジェクト全体の意思決定などを担いつつ成功へ導くための知識やスキルがあることを証明する国家資格です。合格率は14%程度です。

決められた制約の中でも、品質、コスト、納期を守りプロジェクトを成功へ導ける人材になるための資格として知られています。

プロジェクトマネージャ試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

IT系国家資格【エンジニア向け5選】

エンジニア向けのIT敬国家資格は、以下の5つです。

ネットワークスペシャリスト(NW)ネットワーク・インフラ系エンジニア向けの資格。合格率は14%程度。
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)セキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指す方向けの資格。合格率は20%程度。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)IoTに携わる方向けの資格。品質やセキュリティを管理するスキルを証明する。合格率は16%程度。
データベーススペシャリスト(DB)ビッグデータの管理、分析、データベースシステム構築に関する資格。合格率は14%程度。
システムアーキテクト(SA)システム開発の上流工程に関わりたい方向けの資格。合格率は15%程度。

以下で、各資格について解説します。

ネットワークスペシャリスト(NW)

ネットワークスペシャリストは、ネットワーク系やインフラ系のエンジニアやそれを目指す方向けの国家資格です。

情報セキュリティを含む、情報システムの企画から保守まで広範囲の技術支援をおこなう方を対象としています。合格率は14%程度です。

ネットワークシステムを、規模感、堅牢性(けんろうせい)(※)、目的との適合度という観点でそれぞれチェックし構築できる能力を証明します。

※堅牢性:ハードウェアなどが丈夫で壊れにくい設定になっていること、また、ソフトウェアやシステムが、予期せぬエラーや障害、セキュリティ上のリスク等に柔軟に対応できること

ネットワークスペシャリスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)

情報処理安全確保支援士は、セキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指す方におすすめの国家資格です。合格率は20%程度です。

情報システムと組織の脆弱性を評価し、効果的な対策を取れるスキルを証明できます。

サービスや情報システムの安全確保に携わるセキュリティエンジニアや、セキュリティ対策を提案するセキュリティコンサルタントを目指す方におすすめです。

情報処理安全確保支援士試験

エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)

エンベデッドシステムスペシャリストは、IoT(※)に携わりたい方におすすめの国家資格です。合格率は16%程度です。

ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステムの企画や開発を推進しつつ、機能、性能、品質、セキュリティの確保、組み込み系、IoT系の開発におけるすべての技術をもつエンジニアを目指すならぜひ取得しておきましょう。

※IoT:モノのインターネットのこと、あらゆるモノをインターネットやネットワークに接続する技術のこと

エンベデッドシステムスペシャリスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

データベーススペシャリスト(DB)

データベーススペシャリストは、企業活動を支えるビッグデータを管理したり、高パフォーマンスのデータベースシステムを構築したりする方に求められる内容を問われる資格です。

インフラ系エンジニアやデータベース管理者を目指す方におすすめで、合格率は14%です。

情報システム基盤の企画から保守にわたって中心的な役割を果たしつつ、固有技術の専門家として技術支援をおこなうスキルを身につけられます。

データベーススペシャリスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

システムアーキテクト(SA)

システムアーキテクトは、システム開発の上流工程に関わりたい方におすすめの国家資格です。合格率は15%程度です。

ニーズに合わせ、業務知識を的確に活用できるスキルが問われます。

豊富な知識に基づき的確な分析をおこない、情報システムのグランドデザイン(※)を設計から完成まで導く上級エンジニアを目指す方に最適な資格です。

※グランドデザイン:全体像の構想を描いたり計画を立てたりすること

システムアーキテクト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

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まとめ

IT系の国家資格には「全職種共通」「エンジニア系」「マネージャー系」の3種類があり、難易度が4つのレベルに分けられます。

初心者ならまずは全職種共通でITの入門ともいえるITパスポート試験から始め、目標などが定まってきたら高難易度資格に挑戦するという流れが良いでしょう。

またIT系の国家資格を取得していると、就職や転職で知識やスキルの証明ができたり、年収アップを目指せたりするメリットがあります。

IT系の国家資格を取得して、キャリアアップを目指しましょう。

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