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2024.08.06
基本情報技術者試験

基本情報技術者試験の独学勉強法を解説!学習のポイントや最短合格のための方法も紹介

ITエンジニアを目指すなら、最初に合格しておきたい「基本情報技術者試験」。ITの実践的な知識やスキルを問われる試験ですが、合格のためにはしっかり勉強をしておくことが必須です。

本記事では、基本情報技術者試験の概要、独学で勉強するメリットとデメリット、科目別の勉強方法などについて解説します。

これから基本情報技術者試験を受験しようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

基本情報技術者とは?

基本情報技術者試験とは、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が主催している国家試験であり、情報処理技術者試験のうちの1つです。

ここでいう情報技術者とは「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身につけた者(引用:独立行政法人情報処理推進機構 基本情報技術者試験)」と定義されています。

基本情報技術者試験に合格すれば、IT業界で働くときに必要な基本知識と技術があることを証明できるため、就職などでも有利に働きます。IT業界で働きたい、キャリアアップしたいと考えているなら、ぜひ取得しておきましょう。

基本情報技術者試験の概要

基本情報技術者試験はCBT(Computer Based Testing)方式と呼ばれるコンピューターを使用した試験方法でおこなわれ、科目はAとBに分かれています。

科目A:90分、科目B:100分の流れで試験は進み、合格基準は各科目で1,000点満点中600点以上です。両科目で基準点を超えれば、合格となります。

また、試験日程は通年となっており、開催日程が多いので都合のよいタイミングで受験することができます。勉強して自信をつけたら、早めに受験しましょう。

独学で基本情報技術者試験に合格できる?

基本情報技術者試験に独学で合格するのは、やや難しいと言えます。

情報処理技術試験にはレベルが1~4までありますが、基本情報技術者試験の難易度はその中でもレベル2に位置し、合格率は46%と高めです。

ただし46%という合格率は「講座を受けたり学校で勉強したりした方を含めた受験者の中でも、合格できるのは4、5割程度」ということですから、難易度はやや高めの試験であると言えるでしょう。

以下では、独学で基本情報技術者試験の勉強をするメリットとデメリット、独学に向いている人・講座に向いている人について解説します。

独学のメリット

基本情報技術者試験を独学で学ぶメリットは、費用と勉強ペースの2点にあります。

まず、独学の場合、費用を抑えられます。テキストや必要なノートなどを買えば、あとは自分の努力次第で勉強できるため、講座などにかかる費用を丸ごと抑えられるのは大きなメリットです。

また勉強ペースも、講座や学校などのようにスケジュールが決められていないため自分のやり方で進められるのがメリットです。スキマ時間を利用したり、仕事や家事の合間にコツコツ勉強したいという方は独学のほうが合っているでしょう。

独学のデメリット

基本情報技術者試験を独学で勉強するデメリットは、疑問の解消に時間がかかること、スケジュール管理が難しいことです。

独学では先生がいないため、疑問点が出てきたときに自分で調べるしかありません。疑問の解消に時間がかかるため、効率的に学修を進めることが難しいでしょう。また、時間がかかりすぎるとモチベーションの低下にも繋がるためデメリットと言えます。

また独学の場合、自分で勉強のスケジュールを管理しなければならず、合格までの道筋が見えにくいというデメリットもあります。いつまでにどれくらい勉強すれば良いのかわからず、なかなかスケジュールを立てることができないこともあるでしょう。

独学に向いている人・講座に向いている人

以下のような特徴に当てはまる方は、独学での勉強が向いています。

  • 過去にIT系の試験を受験した経験がある
  • 独学で何かしらの資格を取得したことがある
  • 仕事などで既にITの基本的な知識を身につけている
  • 仕事や家事が忙しくスキマ時間を有効活用して勉強したい
  • 勉強の費用を極力抑えたい

一方で、以下のような特徴に当てはまる方は講座の受講や学校へ通って勉強するのがおすすめです。

  • IT初心者である
  • 講座や授業を受ける時間をしっかり確保できる
  • 自己管理やスケジュール管理が苦手
  • 勉強を効率よく進めたい
  • 学修のモチベーション維持が苦手
  • 科目A試験の免除制度を使いたい(※)

※科目A試験の免除制度とは、「免除対象科目履修講座」を受講のうえ修了試験に合格するなどの認定要件を満たすと利用できる制度です。

本試験で科目A試験を受けなくて良くなるため、科目B試験の対策に集中できるメリットがあります。

基本情報技術者試験の独学の勉強法【科目A試験】

基本情報技術者試験の科目A試験の勉強方法では、以下のポイントを抑えることが重要です。

  • 幅広い知識に触れ理解する
  • 過去問をたくさん解きながら知識を深める
  • 問題や解答の意味を理解し、解説をきちんと読み込む

各ポイントについて、詳しく解説します。

幅広い知識を網羅できるようにする

基本情報技術者試験の科目A試験では、幅広いITの知識が問われます。IT関連全般の知識が必要となるため、広く・浅く・多くの知識を身につけることが大切です。

また、科目A試験では、IT関連の書籍を難なく読める程度の理解度が求められます。つまり、用語などを含む基本的な知識を幅広く知っておくことが重要です。

科目A試験は60問、つまり6割正解すれば合格ラインをクリアできます。

過去問を中心に勉強する

基本情報技術者試験の過去問はインターネット上や書籍で閲覧することができます。何度も過去問を解くことで、出題傾向を知ったり必要な知識の範囲やレベルを把握したりすることができるため、積極的に活用しましょう。

過去問を解き、間違った問題や理解が足りないと感じた問題については解説を読んだりテキストを読み直したりして理解を深めましょう。

問題や解答の意味を理解しながら進める

問題や解答を丸暗記するのではなく、意味を理解することで効率的に勉強を進められます。

過去問やテキストの例題を解いたら、解答と解説を必ずチェックしましょう。問題と解答の意味をきちんと理解すれば、本試験で応用問題などが出ても対応できるからです。

また計算問題についても、式を丸暗記するのではなく計算式の意味を理解することが重要です。計算式が使われる場面や使う理由、式の数字の意味などをきちんと理解しておきましょう。

基本情報技術者試験の独学の勉強法【科目B試験】

基本情報技術者試験の科目B試験では、以下のようなポイントを抑えた勉強法がおすすめです。

  • 科目A試験の範囲を理解したうえで科目B試験の内容を学ぶ
  • 問題集を活用して実際の出題形式に慣れておく
  • 講座を受講して要点などを確認する

それぞれ詳しく解説します。

科目A試験の範囲を理解してから進める

科目B試験の勉強は、科目A試験の範囲をきちんと理解したうえで進めましょう。

科目A試験を基礎とするなら、科目B試験は応用です。科目A試験の内容を理解できていないまま科目B試験の勉強を始めてしまうと、かえって混乱して勉強の効率が落ちてしまうため注意してください。

問題集を活用して問題に慣れておく

科目B試験の勉強では、問題集や過去問を活用するのがおすすめです。問題形式に慣れることで、本試験でもスムーズに問題を解くことができるでしょう。

また問題集や過去問を解くときはアルゴリズムに関する問題を優先してマスターするのがおすすめです。アルゴリズム関連の問題は難易度が高いですが、その分配点が高く、正解すれば合格ラインまで一気に近づくことができます。

アルゴリズム関連の問題は、特に問題集や過去問での勉強を通して難易度や出題傾向を把握しておくことが大切な内容であることを覚えておきましょう。

講座を受ける

基本情報技術者試験の講座を受けるのも、おすすめの勉強法です。

基本情報技術者試験は出題範囲が広く、独学では自己管理が難しいでしょう。必要な内容を効率的に学べる講座を受ければ、きちんと合格に必要な知識を学ぶことができます。

科目A試験のみ、科目B試験のみ、両科目など、講座によってさまざまなコースや内容があるため、自分に合った講座を見つけて活用してみても良いでしょう。

最短での取得を目指すなら、講座がおすすめ

先述の通り基本情報技術者試験の合格率は、46%ほどと高めです。ですが、講座を受けたり学校で勉強したりした方を含めた受験者の中でも、合格できるのは4、5割程度と考えると、やや難易度の高い試験であると言えるため、自分の合格率を上げたいのであれば講座などでしっかり勉強すると良いでしょう。

基本情報技術者試験の講座は多種多様ですが、講座では基本的な勉強はもちろん試験対策の面でもしっかりアドバイスを受けることができます。

最短で基本情報技術者試験に合格したいなら、講座を受講して勉強を進めましょう。

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ITの基礎知識から学び始め、卒業までに専門的なスキルを身につけることができるため、将来の活躍の幅が広がります。

情報デザイン学部(仮称・設置構想中)で学ぶと、基本情報技術者試験の受験を目指せるレベルになります。独学で勉強すると、専門用語などの修得が難しく、合格までの道のりが長くなってしまう可能性もありますが、情報系の専門的な大学で学ぶことにより、順を追って知識がつき、用語の理解も深まります。

基本情報技術者試験の合格を目指したいけれど、合格できるか不安な方や、せっかくIT系の専門的な勉強をするのであれば、継続して学び、将来に活かせるIT・デジタルスキルを身につけたい方は、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)への入学がおすすめです。

通信制大学は働きながら基本情報技術者試験の勉強がしたい社会人にもおすすめ!

IT関連の基礎知識やスキルの証明になるため、人気の資格である基本情報技術者試験。

独学で合格を目指すことも不可能ではないものの、難易度や合格率を考えると講座受講などをして効率的に勉強を進めたほうが良いかもしれません。

また講座を受講して特定の内容を履修すれば、科目A試験を免除されることもあります。免除制度は講座受講の大きなメリットなので、ぜひ検討してください。

そして、基本情報技術者試験の合格はもちろん、その先で高度なIT技術や知識を身につけたいと考えているなら、通信制大学もおすすめです。

基本情報技術者試験に役立つ基本的な勉強はもちろん、学びたい分野の内容を身につけたり、ほかの資格の取得も同時に目指せるからです。

通信制大学や講座受講も活用しつつ、IT業界で役立つ基本情報技術者試験の勉強を進めましょう。

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