ITスキルとは?必要性や社会人が身につける・高める方法などを徹底解説!
社会のデジタル化や企業のDX推進により、個人に対してもITスキルが求められる時代になりました。ITスキルや知識を身につけたいと考えている方は少なくないでしょう。
本記事では、ITスキルとは何か、ITスキルの重要性が高まる理由、社会人やIT人材に求められるITスキル、ITスキルを身につける方法、ITスキルを測る基準の一つでもあるITSSについて解説しつつ、企業における社員のITスキル向上の方法についても触れていきます。
ITスキルに興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ITスキルとは一体何?
ITスキルとは、インターネットテクノロジースキルのことで、コンピューターやインターネットなどの通信技術に関連するスキルや知識を指します。
例えば、SEOライティング(※)、プログラミング、ネットワーク管理、サイバーセキュリティ、データベース運用、クラウド運用などがITスキルに含まれます。
また、基礎的なものでいえばWord、Excelの活用などもITスキルの一種です。
※SEOライティングとは、Web上で検索する際に、上位表示させることを目的とした文章の書き方のこと。ユーザーの検索意図を満たすことで、ウェブサイトへのアクセス数を伸ばすことが可能となる
ITスキルとITリテラシーの違いは?
ITスキルとITリテラシーには、主に以下のような違いがあります。
ITスキル | ITリテラシー | |
---|---|---|
概要 | IT分野における専門的な知識・技術 | 日常生活に関わるIT関連の基本的な知識・能力 |
レベル | 専門職などで必要とされる高いレベル | デジタルツールや情報を適切に扱うための基本的なレベル |
具体的な例 | プログラミングネットワーク管理情報処理データ分析など | インターネットを安全に使うEメールのマナーインターネットでの検索など |
ITスキルはIT分野における専門的な知識や技術、ITリテラシーは日常生活でも用いられるような情報に関する基本的な知識や能力。
ITスキルは特定の技術や関連知識であり、専門職で必要なハイレベルな技術が含まれるのに対し、ITリテラシーはデジタルツールや情報を適切に扱うための基本的な知識や能力を指します。
例えば、ITスキルにはプログラミングやネットワーク管理などが含まれますが、ITリテラシーではインターネットを安全に扱う方法、Eメールのマナー、GoogleやYahoo!を用いた検索などが含まれます。
ITリテラシーについては、「ITリテラシーとは?低いことのデメリットと高める方法を解説 」で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
ITスキルの重要性が高まっているのはなぜ?
社会全体でITスキルの重要性が高まっている理由は、大きく2つあります。
- DX推進にともない、システムやデータを効果的かつ効率的に活用していくため
- 慢性的なIT人材不足を補うため
それぞれ詳しく解説します。
DX推進にともなうデジタルツールの活用のため
DX(※)推進の中で、デジタルツールを最大限活用しようと試みている企業は少なくありません。
社員のITスキルが高まれば、既存のシステムやデータを有効活用しやすくなるでしょう。
社員のIT教育を進めることはもちろん、新たに雇うならITスキルの高い人材を採用したい、と考える企業は増えていると考えられます。
※DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、テクノロジーを用いてビジネスや組織の運営を変革する取り組みのこと
慢性的なIT人材不足を解消するため
IT化が急速に進むのに対し、ツールやデータを扱える人材は不足し続けています。
ITツール、データを活用したくても、ITスキルに長けた人材がいなければ企業のDX推進はなかなか進みません。
IT人材不足の解消のためにはIT教育を進めることが重要であり、社会全体でITの進化に対応できる人材が求められています。
社会人に求められる主なITスキルの種類
業界を問わず、すべての社会人に求められるITスキルには以下のようなものが挙げられます。
- ITツールを安全に取り扱うためのITリテラシー
- 業務ツールを活用するための基本的な知識とスキル
- ExcelやWordが使えるOA(Office Automation)スキル
それぞれ詳しく解説します。
ITリテラシー
業界や業種を問わず、ITリテラシーは現代社会においてすべての社会人に求められるITスキルです。
ITリテラシーとは、単に情報技術に関する基礎的な知識や能力を指すのではなく、インターネットやデジタル機器、情報を適切に収集、評価し、共有する能力も指します。
ネットワークを利用した情報管理や情報セキュリティ、コンプライアンス(※)を踏まえた情報発信などは、すべてITリテラシーを基盤としています。ITリテラシーが不足していると、組織の情報やデジタル機器は危険に晒されてしまいます。
情報化社会の現代では、ほぼすべての企業でITツールを活用しています。そのため、ITツールや情報を安全に取り扱うために社員一人ひとりがITリテラシーを備えていることが求められています。
※コンプライアンスとは、企業や組織が法律や規則、倫理に従って行動すること
業務ツールのための基本スキル
業務の効率化を目的に導入したITツールを適切に扱える基本的なスキルは、業界や業種を問わず求められています。
ITツールを導入していない企業はゼロに近く、ほぼすべての企業で導入されています。
つまり、ITツールを理解して使いこなせないと、企業にとってプラスにならないのです。
業務効率化のためやミスを未然に防ぐためにも、基本業務が問題なくこなせる程度のITスキルは備えておくべきでしょう。
OAスキル
OA(Office Automation)スキルとは、Microsoft Officeのツールを扱うためのスキルを指します。Excel、Word、PowerPointなどの基本操作ができる程度のITスキルは、すべての社会人に求められるスキルといえるでしょう。
特にExcelやWordについては、表計算や文章入力だけでなく、データ分析などの応用スキルも身につけておくと重宝されます。
IT人材に特に求められるITスキルの種類
IT業界で働くなら、以下のようなITスキルは身につけておくと良いでしょう。
- 基本的なプログラミングスキル
- 問題や課題を発見し、究明・解決できるスキルや思考力
- 情報セキュリティに関する知識
- AIやIoTなどの最新技術に関する知見
- ものごとを筋道立てて考えられる論理的思考力
- SEOに関する基礎知識
プログラミングスキル
プログラミングスキルは、コンピューターやシステムに対する命令文を記述するスキルです。プログラミング言語を用いて命令したりその命令を読み込ませたりする作業をおこなってWebサービスやアプリケーションを開発します。
プログラミングはIT業界において不可欠な作業であり、どのようなポジションであっても基礎レベルの知識は求められるでしょう。
問題や課題の発見とその解決能力
IT業界では、問題や課題を発見し解決できる能力が不可欠です。
トラブルが発生しても冷静に対処できること、問題や課題を自ら発見して対応できることは、IT人材にとって重要なスキルです。
また問題や課題を早期発見できれば、トラブルが大きくなる前に対処できるため、プロジェクトの遅れを防ぐことができるといったメリットもあります。
情報セキュリティに関する知識
情報セキュリティに関する知識は、サイバー攻撃や情報漏洩といった重大なトラブルの予防や対処において必要なものです。
不正アクセスや情報管理などに関する知識があれば、会社やチームの情報セキュリティシステムに対しても正しく理解でき、セキュリティ意識を高く持つことができます。
最新技術に関する知見
AIやIoTといった最新技術に関する知見があることも、IT業界で働くなら求められる要素の1つです。
業務効率化やコスト削減のために最新技術を活用することも少なくないため、きちんと理解できるよう、常に最新の情報を入手するように意識しましょう。
論理的思考力
論理的思考力とは、複雑な問題や課題を分析し、筋道立てて考えられる力のことです。
IT業界では、トラブルシューティング(※)やシステム設計、マネジメントなど、さまざまな業務で論理的思考力が求められます。
また、論理的にものごとを考え、それを伝えられるスキルがあれば、プレゼンや会議などの自身の意見を発信する場面で聞き手を納得させやすいというメリットもあります。クライアントとの打ち合わせなどでも役立つでしょう。
※トラブルシューティングとは、トラブルを解消して正常な状態にするための方法のこと
SEOの知識
SEOとは、Search Engine Optimization の略で、検索エンジンに対する最適化を指す用語です。例えば、Googleで特定のキーワードが検索された際に上位表示されるように対策する(最適化する)ことがSEO対策です。
適切なキーワード選定、配置、リンク構築、情報量など、さまざまな観点から最適化をおこないます。
特にマーケティングにおいて重要なスキルであり、SEOの知識があれば重宝されるでしょう。
ITスキルを身につけるメリットとは?
ITスキルを身につけることによるメリットには、以下のようなものがあります。
- 専門的なスキルや知識を身につけ、市場価値を高められる
- スキルや知識を活かした収入アップが見込める
- できる業務が増えることでキャリアアップが見込める
- IT業界でのビジネスチャンスを掴みやすくなる
- フリーランスとして独立することが可能になる
それぞれ詳しく解説します。
自分の市場価値を高められる
高度で専門的なITスキルを身につければ身につけるほど、自身の市場価値を高めることができます。
実務経験や資格取得などによって高度なITスキルを身につけることができれば、他の人との差をつけることができるため需要が高まるでしょう。
高度で専門的なITスキルがあれば、ハイレベルな業務に就いたり大規模プロジェクトに関わったりすることも不可能ではありません。
収入アップが見込める
ITスキルを身につけることで高難易度の業務がこなせるようになり、その分収入アップが見込めます。
企業から高い評価を得られるITエンジニアになれれば、業務の中心で活躍でき、収入アップも期待できるでしょう。
キャリアアップが見込める
高度なITスキルを身につけ、難易度の高い業務にも対応できるようになればキャリアアップも見込めます。
例えば、プログラマーのスキルだけでなく、マネジメントスキルも身につけ、実務経験もあればプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとして活躍できるようになるでしょう。
IT業界でキャリアアップを目指すなら、よりハイレベルなITスキルを身につけることが大切です。
ビジネスチャンスを掴める
ITスキルや知識を身につけておけば、IT業界の状況を正しく理解し把握することができ、業界内でのビジネスチャンスに敏感に反応することができるでしょう。
例えば、AIやIoTなどの最新技術の知識があれば、それらを活用した業務効率化の提案などができます。
企業の課題や問題を発見し、そこにビジネスチャンスを見出せる人材になれば重宝されるでしょう。
フリーランスとして働ける
ITスキルや実績があれば、フリーランスとして働くことも可能です。自分の好きな働き方を選べるのは、ITスキルを身につけることによる大きなメリットといえます。
独立してフリーランスとして働くだけでなく、副業で収入を増やすことも可能です。
ITスキルを効率よく身につける方法は?
ITスキルを身につけるには、以下のような方法がおすすめです。自分に合った方法を見つけ、効率良くITスキルを習得しましょう。
- 通信制大学やスクールに通う
- 講座や研修を受ける
- メンターを付ける
- 専門書で勉強する
- 他のITエンジニアと交流する
- IT関連の資格を取得する
通信制大学やスクールに通う
通信制大学やスクールで専門的かつ体系的に学習すれば、ITスキルを効率良く身につけることができます。
カリキュラムがあること、実績のある講師に教えてもらえることなど、通信制大学やスクールに通うメリットは多々あります。
またオンラインで受講できれば、仕事を休むことなくITスキルを身につけることも可能です。
講座や研修を受ける
行政や大学、企業が提供する講座や研修を受けることでも、ITスキルを身につけることができます。比較的低価格または、無料で開催されていることもあるのが大きな特徴です。
短期間で専門的な分野を学べるため、忙しい方にもおすすめです。
メンターを付ける
IT業界で既にハイレベルな仕事を請け負っている方をメンター(※)に付け、実践的に学ぶ方法です。
実際の仕事における心構え、学ぶべき内容、自分に不足していること、技術的なアドバイスなどをメンターから教えてもらうことで、より実践的なスキルアップが目指せます。
メンターは、勉強会やセミナー、コミュニティなどに参加して探すと良いでしょう。もちろん、MENTA(メンタ)やココナラ、侍テラコヤなどのメンターを探せるサービスを活用するのもおすすめです。
※メンターとは、仕事やキャリアの手本となって、新人社員や若手社員に助言・指導する人のこと
専門書で勉強する
専門書を購入し、独学でITスキルを身につける方法です。必要な専門書を購入したら、あとは自力で学ぶのみなので、費用を抑えて学習できるという点が大きなメリットです。
ただし、専門書を用いた独学ではモチベーションの維持が難しいことや質問できる相手がいないというデメリットがある点には注意しましょう。
既に基本的な知識があり、応用的な内容を学びたい方や、メンターを付けつつ専門書でも学習を進めたいという方などに適しています。
他のITエンジニアと交流する
ITエンジニアのコミュニティや交流会に参加し、積極的に他のITエンジニアと交流することで情報収集する方法です。
人脈を作ったり、情報を仕入れたりするには他のITエンジニアと交流するのがおすすめです。優秀な人材と繋がりを持つことができ、良い刺激になったり、自分が見逃していた最新技術の情報を得られたり、コミュニティへの参加にはさまざまなメリットがあります。
IT関連の資格を取得する
ITスキルの習得に資格取得という目標を定めることで、より効率的な学習ができるようになります。
また、資格取得を目指す過程で体系的にスキルや知識を身につけられるというメリットもあります。
さらにIT関連資格を取得すれば、客観的に見てもスキルがあることを証明できるため、就職活動の際や転職時などでも役に立つでしょう。
《会社・管理職目線》社員のITスキルを高める方法
会社や管理職の目線では、社員のITスキルを以下のような方法で高めるのがおすすめです。
- ITスキルを身につける目的を伝える
- OJTで実践的に成長してもらう
- eラーニングを用いて学習してもらう
- 研修や勉強会を実施する
- 社員のレベルに合った資格取得を推奨する
目的の明確化
社員にITスキルを身につけてもらう場合、その目的について明確化して伝えることが大切です。
なぜITスキルを身につけてもらいたいのか、きちんと説明するようにしましょう。
業務内容によって異なるスキルが求められること、ITスキルがないために起こりうるトラブルやリスクについて説明することで、社員は納得して学習に取り組めるようになります。
OJT
OJTとは、On the Job Trainingの略称であり、社内で上司や先輩から若手、後輩へ実際の業務を通して知識やスキルを指導する人材育成の方法の一つです。
実際の業務をこなしながら技術を習得できるため、効率的かつ効果的で、指導する上司・先輩側の成長も期待できます。
ただし、OJTは基本的に1対1での指導となるため、一度に多くの人材を育てたい場合には向いていません。
eラーニング
eラーニングとは、デジタル端末を用いてオンラインの講義を視聴したりテストを受けたりする形の学習方法です。
ネット環境と対応端末さえあれば誰でも、いつでもITスキルの学習ができるという特徴があります。
また費用が比較的安価なため、外部講師を招いたり研修をおこなったりするよりもコストを抑えられるメリットもあります。
ただし、社員がそれぞれのペースで学習を進めることになるため、進捗にバラつきが生じたり、モチベーションを維持できなくなる社員が出たりするというデメリットがある点には注意しましょう。
研修や勉強会の実施
研修や勉強会を実施し、複数の社員を同時にレベルアップさせる方法です。
社内での研修や勉強会、外部の講習などを用いて、集団でのスキルアップが目指せます。
質問の時間を設けるなどすれば、社員のITスキルに対する理解をさらに深める機会にもなるでしょう。
資格取得の推奨
社内で資格取得を推奨することも、効果的にITスキルを高める方法です。自社の業務に役立つ資格の取得を推奨し、積極的な学習を促します。
資格取得の内容や難易度などによって、受験費用を会社で負担したり、資格取得後は特別手当を支給したりするなどの施策をおこなえば、社員のモチベーションアップも望めるでしょう。
ITスキルの指標「ITSS(ITスキル標準)」とは?
ITスキルの指標の一つとして、「ITSS(ITスキル標準)」があります。
ITSSは2002年に経済産業省が策定し、現在は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって管理されている、IT業界における有用度などを示すスキル体系の物差しのようなものです。
ここでは、ITスキルの指標であるITSSについて解説します。
ITSS(ITスキル標準)とITSS+の違いは何?
ITSSがIT人材のスキル体系の物差しである一方、ITSS+はITSSに加えて強化するべき4つの領域を示したものを指します。「データサイエンス領域」「アジャイル領域」「IoTソリューション領域」「セキュリティ領域」の4つの領域があり、ITSS+におけるレベルは人材の経験や実績・成果、そして実際の活動の価値を踏まえて「共通レベル定義」(※)に照らし合わせて総合的に判断されます。
つまり、ITSS+はITSSを補完する役割を担う指標であるということです。
このように、ITSSとITSS+が示すITスキルには違いがあるため、注意しましょう。
※共通レベル定義については以下リンクを参照
ITSSが定めている7段階のレベル
ITSSが定めるレベルは7段階に分けられています。
レベル1 | 登竜門ともいえる、基本の内容IT未経験者や新入社員程度のレベル |
レベル2 | 上位者の指導のもとで、要求された作業がおこなえる程度のレベル |
レベル3 | 要求された作業をすべて独力で遂行できる、IT人材として専門性の高いスキルを持つと評価されるレベル |
レベル4 | プロフェッショナルレベルで専門分野を確立しており、課題発見や解決をリードできるレベル |
レベル5 | プロフェッショナルレベルで専門分野を確立しており、社内でのIT業務における創造やリードを独力でおこなえるレベル |
レベル6 | プロフェッショナルレベルで専門分野を確立しており、社内外を問わずIT業務における創造やリードを独力でおこなえるレベル |
レベル7 | プロフェッショナルレベルで専門分野を確立しており、社内外を問わずIT業務における創造やリードを独力でおこなえる他、市場全体で見ても先進的な開拓やリードの経験と実績があり、世界で通用するレベル |
参照:2.ITスキル標準とは -ものさしとしてのスキル標準 | デジタル人材の育成
ITSS(ITスキル標準)が定めている11職種
ITSSでは、以下のように11職種で35の専門分野を構成しています。
出典:6.ITスキル標準とは -キャリアフレームワーク | デジタル人材の育成 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
ITSS(ITスキル標準)が定めている認定資格
ITSSが定める認定資格は多々あり、ITの基礎からプロフェッショナルレベルまで内容やレベルはさまざまです。
ITスキルの習得におすすめの資格については「it 国家資格」「it 転職 資格」で紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
ITスキルを身につけるなら、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)
開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)は2026年4月開設予定の通信教育課程の学部です。完全オンラインで大学を卒業することができ、卒業時には大学卒業の証である「学士(情報学)」が取得可能です。
年間学費は25万円と経済的な負担を抑えて学びやすく、働きながらITスキルを身につけたいと思っている方にもピッタリな学部です。
情報デザイン学部(仮称・設置構想中)では、ITの基礎知識から学べるため、IT知識のない初心者の方でも安心して学び始めることができ、専門の教授、講師による授業を受けられるため、卒業までには高度なITスキルを身につけることができ、将来の活躍の幅が広がります。
また、自分のなりたい将来像にあわせて「先端ITコース」「ビジネスITコース」の2つの履修モデルからどちらかを選んで学ぶことが可能です。どちらのコースを選択しても、ITについて基礎からしっかりと学ぶことができるため、プログラミングなどの経験がない方でも安心です。
学生一人ひとりの授業の進捗状況を把握し、スムーズに進んでいない場合には学修アドバイザーが教員と連携しながらサポートをしたり、チャット形式でいつでも質問ができ、原則24時間以内に回答が来るなど、充実したサポート体制が整っています。
ITスキルを効率良く身につけ、社会で活躍できる人材になりたい方はぜひ開志創造大学 情報デザイン学部のWebサイトをチェックしてみてください!
まとめ
ITスキルとは、インターネットテクノロジーに関連するすべての技術的な能力や知識を指します。
DX推進やITの進化にともなうIT人材の不足で、ITスキルを持った人材には高い需要があります。ほぼすべての企業がデジタルツールを用いて業務をおこなっている現代では、業界や業種を問わず基本的なITスキルが求められています。
また、IT業界で働くのであればさらに高度なITスキルが求められるため、自分の就きたい職業や内容に合わせ、必要なITスキルを積極的に身につけましょう。
そして、ITスキルにはITSSという7つのレベルに分けられた指標があるため、自分が身につけるべきスキルや目指すレベルの参考にしてください。
ITスキルを身につけるには、通信制大学やスクールに通う、講座や研修を受ける、メンターを付ける、専門書で勉強する、他のITエンジニアと交流する、IT関連の資格を取得するといった方法がおすすめです。
また会社や役員の方は、スキル習得の目的の明確化、OJT、eラーニング、研修や勉強会の実施、資格取得の推奨などで社員に積極的にITスキルを身につけてもらうようにしましょう。
ITスキルは今後ますます必要になるスキルです。自分に必要なもの、これから必要になるものを見極め、IT人材として活躍できるよう努めましょう!