MENU

※設置認可申請中のため、掲載内容は予定であり、
変更になる場合があります。

2025.04.04
リカレント教育

社会人の学び直し「リカレント教育」の始め方!補助金やメリット・デメリットも紹介

社会人がもう一度学び直す「リカレント教育」。国にも推奨されている学び直しに興味がある方も多いでしょう。

本記事では、そんなリカレント教育の概要、メリット、始め方、支援制度などについて解説します。

学校で触れたことをもう一度きちんと学び直したいなど、学び直しに興味がある方は参考にしてください。

社会人の学び直し「リカレント教育」とは?

リカレント・生涯教育

「リカレント教育」とは、学校教育からいったん離れたあとでも各々のタイミングで仕事に活かせる能力を向上させるための「社会人の学び直し」を指します。

厚生労働省は経済産業省や文部科学省とも連携して社会人の学び直しに関するさまざまなサポートをおこなっており、国も積極的にリカレント教育を推奨しています。

参考:リカレント教育|厚生労働省

本記事の後半では、リカレント教育に関する支援制度についても解説しているのでぜひ併せてご覧ください。

リスキリングは生涯学習と何が違う?

リカレント教育の他にも、「リスキリング」と「生涯学習」という学びの種類があります。

リスキリングとは現在の仕事や新たな分野への挑戦に役立つスキルを習得するための勉強です。例えば急速なデジタル化に対応すべく、ITリテラシーを高めたりスキルを身につけたりするような学びがリスキリングにあたります。

生涯学習とは、人生の終わりまで学習を続けることを指します。リカレント教育やリスキリングのような期間を決めた勉強ではなく、人生をより豊かにするための学び全般を指します。趣味やボランティアといった分野の学びは生涯学習にあたります。

社会人の学び直しのメリット

メリット

社会人の学び直しには、以下のようなメリットがあります。

  • 仕事に役立つ知識を身につけ、ステップアップできる
  • 知らない分野について知ることで転職などに役立つ
  • 学び方によっては新たに人との出会いがある
  • 業務効率向上など仕事にすぐ反映できる知識が得られる

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

知識によるステップアップ

学び直しで得た知識は仕事に役立つものも多いため、ステップアップできる可能性を大きく高めてくれます。

業種や業界を問わず使える知識や、経営に関する有益な情報を得られる機会もあるかもしれません。

今まで自分の中になかった知識を得ることで物事を見る視点が増えるでしょう。

学び直しによって知識を得ることで、仕事のステップアップを図ることができます。

知見を広め転職などに役立てられる

学び直しによって未知の分野に関する知識を得ることで知見を広め、転職などの選択肢を増やすことができるのもメリットの1つです。

今までと全く別の分野への転職では、学び直しをおこなった上で挑戦することで転職先の業務にもすぐに対応できるようになります。

また大学などで学び直しをする場合、専門的な知識を得たり資格を取得したりすることもできるため、転職に役立つでしょう。

新たな出会いがある

学び直しを大学や専門学校でおこなう場合、新たな出会いがあります。

職種、経験、年齢、出身などさまざまな経歴を持つ人が集まる学び直しの場では、新たな文化や視点、考え方に触れることができるでしょう。

新たに出会った人々と交流する機会があれば、今後の仕事や人生においても視野を広め、感性を豊かにするといったプラスの影響が期待できます。

業務効率向上などに反映できる

学び直しで得た知識を、業務や業務効率向上などに反映することができるのもメリットです。

場合によっては、専業のステップアップに貢献することも可能でしょう。

学習と実務を紐づけることで、より学び直しに意味を持たせることができます。

社会人の学び直しのデメリット

さまざまなメリットがある反面、以下のようなデメリットもあります。

  • 受講費などの費用がかかってしまう
  • 勉強時間が確保できず時間がかかってしまう
  • 学び直しをしても評価されるとは限らない

それぞれ詳しく解説します。

受講費などの費用がかかってしまう

まず、学び直しには費用がかかります。スクールや講座であれば比較的負担を軽減することができますが、大学院などで専門的に学ぼうと思うと数十~数百万ほどかかってしまいます。

なるべく費用を抑えるためにも、奨学金や自治体・会社の制度を使用するなど工夫するようにしましょう。

勉強時間が確保できず時間がかかってしまう

職場環境などによっては、日々の業務をこなすことに時間がかかり、学び直しのための時間がなかなか確保できないということがあります。そのため、自分の思ったようなペースで学修が進まず、知識やスキルの修得が遅れてしまうという状況に陥ってしまうかもしれません。

自身の状況を見極めて、無理のない範囲で学び直しをしましょう。

学び直しをしても評価されるとは限らない

学び直しをしたからと言って、必ずしも企業が評価をしてくれるとは限りません。実務経験を重視する企業であれば学び直しへの評価もあまり期待できないため、転職活動などでアピールする際は、今までの実務経験にプラスになるような学び直しやすべての職種につながるような内容を学修すると良いでしょう。

近年では、デジタルやITといった情報技術や知識などのどの職種でも重要になっている分野の学修もおすすめです。

社会人の学び直しにおすすめの大学5選

ここでは、社会人の学び直しにおすすめの大学を5つご紹介します。

東京大学

東京大学は、誰でも利用できる大規模な公開オンライン講座である「U-Tokyo MOOC」(Massive Open Online Course)というサービスを提供しています。

このMOOCでは、希望者に有料で修了証なども発行しており、世界トップクラスの大学や機関によってさまざまなコースが提供されています。
オンラインで受講できるので、学校に通うのは難しいという社会人の方にもぴったりです。

参考:U-Tokyo MOOC-東京大学

愛知大学

愛知大学は、学生はもちろん、誰でも参加することのできる愛知大学オープンカレッジを開講しています。
この愛知大学オープンカレッジは実際に大学に行って、さまざまなジャンルの講演や講座を無料で聴くことができます。

リアルな会場で学ぶことができるので、予定があう方や、アクセスの良い方にはおすすめです。

参考:愛知大学オープンカレッジ

早稲田大学

早稲田大学では、「社会人教育」として夜間中心で学ぶ研究科も用意されています。
また、オープンカレッジもあり、年間約1.600講座を開講しています。
開講しているジャンルは、文学・歴史・語学・思想やビジネスなど幅広く、自分の学びたい分野の講座を選ぶことが可能です。

参考:早稲田大学 オープンカレッジ

明治大学

明治大学は、生涯学習・社会人講座として、誰でも受講できるビジネスや語学などのさまざまな講座や女性のためのスマートキャリアプログラムなどがあります。

受講形態もオンラインと対面の2種類なので、自分の都合の良い方で学ぶことができるのも社会人にとって嬉しいポイントです。

参考:明治大学 生涯学習・社会人講座

開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置認可申請中)

開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置認可申請中)は、完全オンラインで大学を卒業できる通信制の学部です。
これからの時代に必要不可欠な情報技術や知識について学ぶことができ、全ての職種で必要とされるスキルを身につけることができます。

授業は1回15分の事前録画型のオンデマンド方式なので、好きな時に見ることができ、決まった時間に学ぶことのできない社会人の方におすすめです。

社会人の学び直しに活用できる支援制度

サポート

社会人の学び直しには、活用できる支援制度があります。

ここでは、チェックしておくべき学び直し(リカレント教育)の支援制度を紹介します。

支援制度概要
教育訓練給付金受講に要した費用の20~70%の給付金
高等職業訓練促進給付金10万円/月の給付金
公的職業訓練(ハロートレーニング)10万円/月の支援を受けながらの職業訓練
キャリアコンサルティング無料のキャリア相談
就職・転職支援の大学リカレント教育推進事業原則無料の大学教育プログラム

教育訓練給付金

教育訓練給付金は、働いている社会人の主体的な能力開発や中長期的なキャリアアップを支援する給付金です。対象講座を修了した場合、自己負担した費用の20~70%を支給してもらえます。

教育訓練給付制度|厚生労働省

高等職業訓練促進給付金

高等職業訓練促進給付金は、母子家庭の母親、父子家庭の父親の経済的自立を支援する給付金です。

看護師などの国家資格、デジタル分野の民間資格などを取得するための修学に、月10万円の支給を受けられます。

母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業について|こども家庭庁

公的職業訓練(ハロートレーニング)

公的職業訓練(ハロートレーニング)は、希望の就職に向けて必要な職業スキルや知識を身につけるための講座を無料で受けられる支援制度です。

雇用保険の対象外であっても、一定条件のもとで月10万円の支給を受けつつ職業訓練を受けられます。

ハロートレーニング|厚生労働省

キャリアコンサルティング

在職中の方に対し、今後のキャリア形成などについて無料で相談を受け付けています。

オンラインにも対応しているため、多忙な方でも利用しやすい環境となっています。

「キャリア形成サポートセンター」でキャリアを改めて考えてみませんか?

就職・転職支援の大学リカレント教育推進事業

非正規雇用者や失業中の方を中心におこなわれている事業です。

40大学、63プログラムが採択されており、デジタル、医療、介護、地方創生、女性活躍などさまざまな分野の教育を無料で受けられる支援制度です。

募集期間やプログラムの情報は各大学の公式サイトや文部科学省のサイトにて更新されているので、気になる方はチェックしてみてください。

社会人の学び直しなら、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置認可申請中)がおすすめ

社会人の学び直しには、通信制の開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置認可申請中)がおすすめです。

通信制大学の中でも費用を抑えられ、4年間103万円での学修ができます。卒業すれば大卒資格も取得できるためさまざまなメリットがあるのも魅力です。

学生一人ひとりに学修アドバイザーが付くため、自分のペースで学修を進められるメリットもありつつ学修計画などの相談がいつでもできるため、モチベーションも維持しやすい環境となっています。

社会人の学び直しにもピッタリなカリキュラムを多数用意しているので、学び直しによるキャリアアップを目指す方はぜひ一度開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置認可申請中)についてチェックしてみてください。

まとめ

まとめ

社会人の学び直しを指す「リカレント教育」は、国も推奨する新たな学びの形です。

学び直しをすることでキャリアアップを目指したり、仕事に活かしたりと、受けられる恩恵はさまざまです。大学やスクールに通うなら、新たな人脈を作ったり新たな考え方、視点を持つきっかけにもなるでしょう。

学び直しは国が推奨しているだけあり、さまざまな公的支援があります。学び直しに興味がある方は、ぜひ支援制度も合わせてチェックしてみてください。

最近注目されている社会人の学び直し=リカレント教育を受けて、ぜひ業務効率化や転職など自分の目標達成に役立てましょう。

学び直しの記事一覧へ
コラムページTOPへ戻る

おすすめコンテンツ

公式SNS 情報発信中!
SNSフォロワーに向けて
オンライン大学への進学や働きながら
キャリアアップを目指す為の情報発信をしています!