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2024.05.09
メリット・デメリット

通信制大学のメリット・デメリットは?後悔しないポイントや向いている人を紹介

通信制大学について調べていると、「通信制大学はラク」「通信制大学はやめとけ」など、さまざまな意見が目につきます。実際にはどうなのか、メリットとデメリットをきちんと整理したいと思っている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、通信制大学に通うメリットとデメリット、どんな人に向いているか、向いていないか、就職活動に不利なのかなど、通信制大学に関する良し悪しをお伝えしつつ、通信制大学の選び方にも触れていきます。

通信制大学への進学を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

通信制大学に行って後悔する?通信制大学のデメリットを紹介

デメリット

通信制大学のデメリットと言えるポイント8個をそれぞれ解説します。

  • 学歴が正しく評価されない場合がある
  • 就職活動の支援がないことがある
  • 困ったときに質問ができない
  • 卒業率が低い
  • 仕事との両立が難しい
  • 自己管理能力が求められる
  • 一般的なキャンパスライフではない
  • 費用がかさむことがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

学歴が正しく評価されない場合がある

通信制大学を卒業した場合、学校教育法に定められているように一般の通学制大学などと同様に学士(大卒資格)を取得することができます。

しかし、通信制大学卒というだけで就職に苦労したという方も少なくありません。通信制大学がどういうものなのか正しく認知されていないことで、正しい評価を得られないことがあるのです。

ですが、自分自身で計画的に学修して大学を卒業したという自己管理能力の高さなどを自己PRなどできちんと説明し理解を得られれば、強みにすることもできるでしょう。

知名度のある大学を卒業したいという方は、慶応義塾大学や早稲田大学など有名大学の通信課程を選ぶのもおすすめです。

就職活動の支援がないことがある

通信制大学では、就職活動の支援が薄い、またはないことも少なくありません。

通信制大学は、一般的な通学制大学などのように手厚い就職活動支援がないことが多いというデメリットがあります。

大卒資格を取得しても、それを活かして就職することができなければもったいないことです。就職を見据えて大卒資格を取得するのであれば、就職活動支援が手厚い大学を選びましょう。

困ったときに質問ができない

通信制大学では、学習中に疑問が出てきた際、すぐに質問し回答を得ることが難しいというデメリットがあります。

通信制大学は自宅などでの自己学習が中心ですが、大学であるため専門知識を持つ教授などに質問することが可能です。しかしメールや郵便を使っての質問になるため、回答までに時間がかかることもあります。

その場で教授に質問できない、困ったときにすぐに回答を得られないのは、通信制大学の弱みと言えるでしょう。

ただし、学習サポートについては大学によって体制が全く異なります。教授に積極的に質問したい、リアルタイムでの対応を得られるほうが良いなどの希望がある場合、チャットやオンライン面談などの学習サポートがある大学を選ぶことをおすすめします。

卒業率が低い

学費を抑えつつ大卒資格を取得できる通信制大学ですが、一般的な通学制大学などと比べると卒業率が低いという点は知っておく必要があります。

基本的に自己学習が中心となる通信制大学では、スケジュール管理やモチベーション維持が難しくなり退学してしまうケースが多いのです。

またスクーリング(対面授業)など、通学の必要がある大学や学部を選択した場合、だんだんと通うのが面倒になっていき単位を落としてしまう、モチベーションを失ってしまうといったこともしばしば見られるケースです。

自分が学びたい分野を選ぶこと、同じように通信制大学で学ぶ友人を作ったりサポート制度を活用したりすること、日頃から細かくスケジュール管理をするよう心がけることで、退学のリスクを下げることができるでしょう。

仕事との両立が難しい

通信制大学と仕事を両立させるのは、想像以上に難しいものです。

例えば通学制大学に通う大学生なら、講義を受けることが生活の中心となります。しかし、仕事をしながら通信制大学で勉強もするとなると、体力的にも精神的にも大きな負担となります。

強い思いがあったり、モチベーションを維持できる明確な理由があったりしない限り、仕事との両立ができず退学することにもなりかねません。

仕事と通信制大学を両立させたいのであれば、入学前に必ず一度自分の気持ちやモチベーション、理由についてしっかり考える必要があります。

自己管理能力が求められる

通信制大学を卒業するには、ある程度の自己管理能力が求められます。怠けた生活をしがちな方や、気分で動いてしまいがちな方、スケジュール管理が苦手な方などにとっては大きなデメリットとなるでしょう。

講義を受けたり自己学習を進めたりするスケジュールを自ら組み立て、実行していくことで卒業まで走り抜けることができます。

入学を検討しているなら、しっかりとした自己管理ができるかどうか自分を見直すことも重要です。

一般的なキャンパスライフではない

通信制大学には、一部の大学を除いて一般的な通学制の大学のようなキャンパスライフがあるわけではありません。

通信制大学は基本的に通学せず自己学習をし、必要なときにだけ対面講義を受けるというのが基本的な形です。大学によっては完全に通学不要の形をとっていることもあります。

そのため、友人を作ったりサークルに入ったりと、大学を通して新たなコミュニケーションを図るのは難しいと考えられます。

大学で友人や恋人を作りたいと考えている方は、イメージとの差に驚くこともあるかもしれないため、1つのデメリットと言えます。

費用がかさむことがある

通信制大学では、予想外に費用がかさむことがあります。

スクーリング(対面講義)、インターネットメディア利用、資格取得などに追加費用がかかったり、これらに際して交通費や宿泊費といった雑費が発生したりすることも忘れてはいけません。

通信制大学を選ぶ時点で、スクーリングの有無やスクーリング会場への行きやすさ、追加費用の有無などについて調べておくことで、きちんと予算内の大学を選ぶことができます。

通信制大学はラク?簡単?通信制大学のメリットを紹介

メリット

デメリットについて理解した上で、通信制大学を選ぶメリットについても知っておきましょう。

  • 入学が簡単
  • 大学卒業資格を取得できる
  • 時間や場所の制限なく学べる
  • 学費が安い
  • 大学ならではの資格や免許を取得できる
  • 学割を使える

それぞれ詳しく解説します。

入学が簡単

通信制大学への入学は、多くの場合書類選考のみです。また、一年間に数回入学のタイミングが設けられていることも多く、自分にとって都合の良いタイミングで入学できます。

学力試験がない大学がほとんどであるため、学力に自信がなかったり受験勉強に時間を割けなかったりする場合でも入学がしやすいでしょう。

大学卒業資格を取得できる

通信制大学は一般的な通学制大学などと異なる学習方法をとっているものの、卒業すれば学士が授与され、大卒資格を取得することが可能です。

大卒資格は就職活動を含めた様々な場面で強みになるため、取得したいと考えている方も少なくないでしょう。

特に就職活動では大卒以上が応募条件となっている企業もあるため、職業選択の幅を直接左右します。

大卒資格を取得できるのは、通信制大学を卒業する大きなメリットです。

時間や場所の制限なく学べる

通信制大学は時間や場所を問わず、自分のスケジュールで学習を進められます。

自己学習中心の通信制大学なら、例えば仕事をしながらでも自分のタイミングで学習を進め単位を取得することも可能です。

特に、通学不要の通信制大学を選んだ場合は卒業までの課程を全て時間と場所の制限なくこなすことができます。

自分のペースで無理なく学習できるのは、通信制大学の大きなメリットです。

学費が安い

通信制大学にかかる学費は、一般的な通学制大学などと比べて安い傾向にあります。

通学制大学の一般的な学費は、国公立で約250万円、私立で約400~500万円程度です。対して通信制大学は51~465万円と、高くとも国公立大学程度で収まります。

大学の種類一般的な学費
国公立大学242~253万円
私立大学410~540万円
通信制大学51~465万円

通信制大学の学費は大学ごとに大きく異なるので、事前によく調べておきましょう。

大学ならではの資格や免許を取得できる

通信制大学でも、大学ならではの資格や免許を取得できます。

国家資格の中には特定の科目を大学で修得しなければならないものがあり、就職活動にも大きく役立ちます。

教員免許や保育士資格などさまざまな資格の取得を目指すとき、通信制大学で学習するのはおすすめの方法です。

学割を使える

通信制大学を利用している場合、大学生という肩書を手に入れられます。色々な場面で学割を使えるようになるのも、通信制大学に通うメリットです。

学術書、パソコン、ソフトウェアなど、学生を対象に安くしてくれるプランはたくさんあるので、どんどん活用していきましょう。

自分の興味ある分野の学習に役立てたり、プライベートでも何かと学割を使えたりするのは、通信制大学のメリットです。

通信制大学をデメリットに感じる人とは?

通信制大学をデメリットに感じてしまうのは、以下のようなタイプの方です。

  • 自己管理が苦手な人
  • 通学制大学のようなキャンパスライフを求める人

それぞれ詳しく解説します。

自己管理が苦手な人

自己管理が苦手な方は、通信制大学には向きません。

通信制大学は自分で学習計画を立て、進めていく必要があります。それを卒業まで続けるとなれば、しっかりとした自己管理能力が求められます。

せっかく入学しても、自己管理ができなければ学費が出ていくばかりで結果を得られないでしょう。

今までに「目標を設定し、計画を立て、成し遂げた」といった経験がないという方は、ぜひこの機会に自分を見つめ直してみましょう。

通学制大学のようなキャンパスライフを求める人

一般的な大学などのように、キラキラのキャンパスライフを求めている方にとっては通信制大学は合わないでしょう。

通信制大学は入学から卒業までを自己学習で完結させられるようにカリキュラムが組まれているため、新たに人と関わる機会はほとんどありません。

サークル活動、部活動、ゼミでの研究などは通信制大学ではほとんど経験できず、理想とするキャンパスライフのイメージからは遠いかもしれません。

一般的にイメージされるキャンパスライフを過ごしたいなら、通信制大学ではなく通学制の大学への進学をおすすめします。

上記のようなデメリットは開志創造大学では解消できます

通信制大学に向いていてメリットに感じる人とは?

通信制大学が向いているのは、以下のような方です。

  • 通信制大学で学びたいことがある人
  • 学ぶ意欲が高く自己管理ができる人
  • 働きながら学費を抑えたい人

それぞれ詳しく解説します。

通信制大学で学びたいことがある人

何を学びたいのか、明確な目的がある方も通信制大学に向いています。

「大学で資格を取得したい」「大卒資格を取得して希望の職業に就きたい」など、明確な目的があればモチベーションが維持しやすいため、きちんと卒業できます。

逆に目的もなく通信制大学に入ってしまうと、モチベーションが維持できず退学するケースもあります。
通信制大学を選ぶなら、そこで何を学びたいのか、何を得たいのか明確にしておく必要があります。

学ぶ意欲が高く自己管理ができる人

大学で学ぶ意欲が高く、自己管理して学習を進められるという方は通信制大学に向いています。

通信制大学では、入学のハードルが低い分、興味のある講義をおこなっている大学を選んで入学することも可能です。

また、場所や時間の制限がない通信制大学なら自分の意欲次第でしっかり教養を深めることもできます。

学びたいことがある、高い意欲があるという方なら、通信制大学はむしろ学びやすい場所と言えるでしょう。

働きながら学費を抑えたい人

働きながら学費を抑えて学習したい方も、通信制大学が向いていると言えます。

自宅で好きな時間に学習を進められる通信制大学は仕事と両立しやすく、また学費を抑えられるため経済的です。

学校へ支払う学費の他、通学にかかる交通費、通学に備えた引越し費用、生活費の変化、家具家電の購入費など、生活面に関する費用も大幅に抑えることができるのもメリットです。

学費や雑費を抑えつつ、仕事と両立させたいと考えている方も通信制大学が向いているでしょう。

通信制大学に通うことは就職活動においてデメリットにはならない

次に、通信制大学に通うことが就職活動においてどのような影響を及ぼすのか解説します。

通信制大学を経て就職活動を上手く進めたいと考えている方は要チェックです。

通信制大学が就職活動に悪影響を与えることはない

まず第一に、通信制大学が就職活動において悪影響を与えることはないと言えるでしょう。

「通信制大学ということは、勉強が苦手な人?」などと思われて不利になるといったことは一切ないので安心してください。

自分の学歴に自信がない方や、希望の就職先が大卒資格を条件としている場合は通信制大学を卒業してから就職活動に挑むことをおすすめします。

通信制大学に通うことで大卒として就職活動ができる

通信制大学を卒業すれば、大卒として就職活動できます。

ネットなどで「通信制大学を卒業しても大卒にはならない」という噂を目にしますが、大きな間違いです。「正科生」として通信制大学を卒業すれば、きちんと大卒資格を取得できます。

通信制大学を卒業することで評価につながる可能性がある

通信制大学を卒業した経歴があると、それそのものが評価につながることもあります。

通信制大学について正しい認識を持っている企業であれば、高い自己管理能力について評価を得られます。

また、通信制大学での学び、努力、計画力を面接でアピールできれば社会人として求められる能力を強く印象付けることも可能です。

通学制大学を卒業しただけでは同じようなアピールは難しいので、卒業そのものが高評価になるのは通信制大学を選ぶメリットと言えるでしょう。

通信制大学の選び方

最後に、通信制大学を選ぶときのポイントを解説します。

  • 学びたいことが学べるか
  • 自分にあう学習スタイルがあるか
  • 通信制大学のサポート体制は手厚いか

それぞれ詳しく解説します。

学びたいことが学べるか

通信制大学を選ぶときは、まず学びたいことを学べるのかを確認してください。

モチベーション維持や卒業後の目的達成にあたり、通信制大学で何を学べるのかは重要度の高い項目です。

自分が学びたい分野の授業があるか、何をどれくらいの深さまで学べるのか、しっかりリサーチしながら大学を選びましょう。

就職や資格取得といった目的から逆算し、学部や大学を絞り込むとスムーズです。

自分にあう学習スタイルがあるか

通信制大学選びでは、自分がやり遂げられる学習スタイルがあるかも大切なチェックポイントです。

通信制大学の中にも、通学不要で卒業できる大学もあればスクーリングが義務になっている大学もあります。

特に仕事と両立させながら通信制大学に通う予定という方は、スクーリングの有無などによって卒業のしやすさ、学びやすさが大きく変わるので注意しましょう。

何を学べるのかで大学を絞り込んだら、次にどんな講義があるのか、学習スタイルはどうかでさらに志望校をピックアップしていってください。

通信制大学のサポート体制は手厚いか

通信制大学のサポート体制については、入学前に必ずチェックするべきです。

学習サポートや就職支援は大学ごとに全く異なり、ほとんどサポートがない大学もあれば手厚い支援体制がある大学もあります。

サポート窓口の有無やキャリアサポートセンター(就職支援課)があったほうが良いなと考えているのであれば、大学選びの段階でしっかり調べておくと良いでしょう。

ただし、大学にサポート体制がない場合も就職エージェントを活用するなどの方法はあるので、あくまで学べる学問や学習スタイルを優先して選ぶのがおすすめです。

まとめ

大卒資格を取得できる通信制大学には、メリットもデメリットもたくさんあります。通学制大学との違いも数多くあり、イメージしている大学生活とのギャップを感じることもあるでしょう。

自分が通信制大学に向いているのか、あるいは不向きなのかを冷静に考え、デメリットなども理解した上で入学すると安心です。

これから通信制大学への入学を考えている方は、本記事で解説した内容を踏まえ、人による向き不向きを踏まえてぜひ検討してください。

自分に合った進路を選び、資格取得や就職といった目的を達成できるよう頑張りましょう。

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