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2025.02.14
奨学金

通信制大学でも奨学金は使える!種類や学費免除制度がある通信制大学をご紹介

学び直しをするために通信制大学に通いたい、専門分野を学びたいと考えていても、経済的な理由で足踏みしてしまっている方は少なくありません。

そのような意欲ある方のために、通信制大学でも利用できる奨学金制度があるのはご存知でしょうか?

本記事では、通信制大学で使える奨学金制度について、種類、団体、注意点を解説しつつ、奨学金以外の支援制度や学費補助のある通信制大学も紹介します。

経済的な理由で通信制大学での学びを諦めてしまった方や、進路を迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

通信制大学で奨学金は利用できる

まず、通信制大学でも奨学金制度を利用できます。

通学制の大学と同様に、通信制であっても認可された大学であれば奨学金制度を利用することは可能です。

ただし、奨学金や大学によって条件や制限がある場合もあるため、事前にしっかりリサーチし、自分が使える奨学金制度にはどのようなものがあるのか知っておきましょう。

社会人が利用できる奨学金については、「社会人が利用可能な奨学金とは?おすすめの奨学金や給付金制度を紹介」で紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

通信制大学で使える奨学金の種類

通信制大学で使える奨学金の種類には、以下の2種類があります。

  • 給付型奨学金:返済の必要がない
  • 貸与型奨学金:返済する必要がある

奨学金を利用するにあたって、自分が利用する制度がどちらの型に当てはまるのかはとても重要なポイントです。

2つの型について、それぞれ詳しく解説します。

給付型奨学金

給付型奨学金は、世帯収入が基準を満たしている場合に学生に給付される奨学金です。返済の必要はありません。

また給付型奨学金の対象となった学生には授業料や入学金の免除・減額といった支援も考慮されるため学費全体を大幅に抑えられます。

貸与型奨学金

貸与型奨学金は、奨学金団体から学生に学費を貸与する奨学金です。卒業後に返済する必要があります。

さらに日本学生支援機構では貸与型奨学金の中には、返済に利子がつかない第一種奨学金と利子がつく第二種奨学金の2種類があります。

通信制大学で使える奨学金制度がある団体

通信制大学で使える奨学金制度を提供している団体は、以下の3種類に分けられます。

  • 日本学生支援機構(JASSO)
  • 地方公共団体や民間団体
  • 各大学

ここでは、団体ごとに提供されている奨学金の特徴について解説します。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

日本学生支援機構(JASSO)では、学生の条件などによってさまざまな奨学金制度を提供しています。

通信制大学の学生においては、スクーリング受講者を対象に貸与型奨学金を提供しています。

貸与給付金のうち、無利子の第一種は「経済的に学修が困難であること」「優秀な学生であること」が条件になっており、有利子の第二種のほうが借りやすいことが特徴です。

日本学生支援機構に毎年在学届を提出することで返済に猶予が発生するため、奨学金の返済に追われることなく学業に集中できるでしょう。

地方公共団体や民間団体の奨学金

地方公共団体や民間団体が奨学金を提供していることがあります。自分が利用できる奨学金制度がないか、事前に必ず確認しておきましょう。

一部の地域では、該当地域の大学、専門学校、通信制大学へ進学する方や、その地方出身の学生を対象に奨学金を用意しています。

奨学金を利用する条件や選考基準は団体によってさまざまなので、あらかじめよく調査しておくことをおすすめします。

学校独自の奨学金

学校側で独自に奨学金制度を提供していることもあります。奨学金の内容は大学によってさまざまで、給付型や貸与型、学費免除などの形が主です。

支援の形や規模は大学によって異なるため、入学前にしっかり調べておきましょう。

奨学金を利用する際の注意点

通信制大学で学びたい方にとっては魅力的な奨学金ですが、利用の際には以下の点に注意が必要です。

  • 過去に同一団体で奨学金を利用した場合、新たに奨学金を利用できない場合がある
  • 入学前に必要な購入品などの諸費用には奨学金が利用できない
  • 給付型奨学金には厳しい条件が設定されている

まず、過去に奨学金を利用したことがある場合、同一団体で新たに奨学金を利用することができない場合があります。特に社会人の学び直しなどで通信制大学への進学を検討している場合などは注意してください。

また入学前に必要な購入品などについては奨学金の対象外です。通信制大学での勉強のためにパソコンやWi-Fiルーターを購入する場合、自費となるため注意しましょう。

最後に、給付型奨学金は対象となる学生の条件がとても厳しく設定されています。世帯収入などを厳しくチェックされるため、狭き門となっていることを覚えておいてください。

通信制大学で使える奨学以外の学費補助制度

通信制大学で使える経済支援には、奨学金制度以外にも以下の2つがあります。

  • 教育ローン:教育にかかる費用に対する融資
  • 教育訓練制度:特定の講座の受講費用を一部支給

それぞれ詳しく解説します。

教育ローン

教育ローンには国の教育ローン、公的な教育ローン、民間の教育ローンなどさまざまな種類があります。

その他、大学と民間の金融機関が提携している教育ローンなどもあるため必ずチェックしておきましょう。

教育ローンを利用すると、通信制大学を含む教育を受ける際にかかる費用を固定金利で融資してもらえます。また、特定の条件を満たしている場合は金利が減らされる場合もあります。

教育訓練制度

教育訓練制度とは、厚生労働省が取り組んでいる制度の1つです。通信制大学を含む特定の講座を受講した場合、修了時に講座費用の一部が支給されます。

一旦は自分で費用を用意する必要がありますが、修了すれば費用の一部が戻ってくるため経済的な負担や精神的な負担を減らせるでしょう。

奨学金などの学費補助制度がある通信制大学5選

実際に奨学金などの学費補助制度が使える通信制大学を5つピックアップして紹介します。

  • 法政大学
  • 日本大学
  • 武蔵野美術大学
  • 近畿大学
  • 産業能率大学

それぞれの大学が提供している奨学金制度について紹介します。

法政大学

法政大学は、多様な学びの機会があること、幅広い教養を身につけられることが特徴の大学です。

グローバル教育が充実しているため、語学力や世界規模の問題解決力の向上が望めます。

法政大学では、年間6~8万円の奨学金制度を用意しており、勤労学生に向けた奨学金もあるのが特徴です。

▼法政大学で使える学費補助制度

制度概要
法政大学通信教育部奨学金・上限6万円/年※2~4年次の本科生に限る※他の奨学金制度との併用不可
法政大学通信教育部村山務奨学金・7~8万円/年※2~4年次の勤労学生に限る※他の奨学金制度との併用不可

日本大学

日本大学は、総合大学として知られる大学です。学部や学科を超えた幅広い学びを提供していることが特徴であり、色々な学問に触れたい学生に人気です。

日本大学では、1年次の成績などが条件となる2年次以上が対象の奨学金制度を用意しています。

▼日本大学で使える学費補助制度

制度概要
日本大学特待生(甲種)・授業料1年分の半額相当/年・図書代12万円/年※ただし2年次以上の正科生に限る
日本大学特待生(乙種)・授業料1年分の半額相当/年※ただし2年次以上の正科生に限る
通信教育部奨学金・授業料1年分相当/年
通信教育部坂東奨学金・年間授業料の半分相当/年※2年次以上で他の学内奨学金を利用していない学生に限る

武蔵野美術大学

武蔵野美術大学は、美術大学として高い人気を誇る大学です。通信課程でも通学課程と同様に美術について学ぶことができ、課題などを通して専門的な知識やスキルを身につけることができます。

武蔵野美術大学では、独自の奨学金制度を2種用意しており、最大で1年間の授業料全額が支給されます。

▼武蔵野美術大学で使える学費補助制度

制度概要
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程奨励奨学金(第1種)・1年間の授業料/年※他の奨学金制度との併用不可
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程奨励奨学金(第2種)・1年間の授業料の半額/年※他の奨学金制度との併用不可

近畿大学

近畿大学は、西日本最大級の総合大学です。大学入試の志願者数全国1位の実績を持つなど、人気の大学であり通信学科にも在学生が多いことが特徴です。

完全ネット出願に対応しているため、大学から遠い場所に住んでいても出願や学びへの障害が少ないことも人気の理由であると考えられます。

近畿大学では、独自の奨学金として給付型のものを用意しています。

▼近畿大学で使える学費補助制度

制度概要
近畿大学通信教育部奨学生(給付)・7万円/年※正科生に限る

産業能率大学

産業能率大学は、経済学や商学に強い大学として知られている大学です。通信教育部を含め、幅広い学生に向けて独自の奨学金制度を用意しています。

通信制大学で経済関係の勉強をしたい方は要チェックです。

▼産業能率大学で使える学費補助制度

制度概要
上野通教奨学金制度・半期分の授業料(10万円)/半期
産業能率大学通教校友会奨学金制度・5万円/年
校友会奨学金制度・5万円/年
シニア奨学金制度・10万円/半期※60歳以上の正科生であり産業能率大学に初めて入学した学生に限る

経済的な理由で学び直しに迷ったら、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)

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大きな特長の一つとして、学びやすい学費が挙げられます。

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まとめ

通信制大学への進学に関して大きな壁となってしまうことがある経済的な問題。そんな経済的な課題を解消するために、国や大学、自治体などでは奨学金制度を用意しています。

奨学金制度には給付型と貸与型があり、給付型は返済の必要がなく、貸与型は卒業後に返済の義務があることが特徴です。また貸与型の中にも無利子と有利子などの細かな違いがあるため注意しましょう。

奨学金は魅力的な制度ではありますが、条件が厳しかったり入学前の諸費用には使えなかったりといった注意点もあります。きちんと理解したうえで利用してください。

また、通信制大学で使える支援制度には奨学金の他にも教育ローンや教育訓練制度などがあります。地方自治体や民間団体が独自に提供している制度についても知っておくことをおすすめします。

奨学金制度などの制度を活用し、経済的な問題を解消しつつ通信制大学で勉強に取り組みましょう!

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