自己分析ツール27選!就活・転職に役立つ性格診断や適職診断を紹介
就職活動や転職活動で、自分の強みや適性を正しく理解するために欠かせない自己分析。自己分析をおこなうことで、自分の強みをより活かせる仕事を選びやすくなります。
本記事では、自己分析を行う際に使えるツールについて、メリットや種類、おすすめのツール、診断結果の活用方法についてお伝えします。
これから就職活動に向けて動く学生や、転職を検討している方、自分の強みや適性を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 自己分析ツールとは?
- 2 自己分析ツールを活用するメリット
- 3 自己分析ツールの主な種類
- 4 初めての方向けの自己分析ツール3選
- 5 就活に役立つ自己分析ツール15選
- 5.1 就活伸びしろ診断
- 5.2 就活の教科書適職診断
- 5.3 新・RPGジョブ診断
- 5.4 適職診断NAVI(適職診断ナビ)
- 5.5 My analytics!(マイアナリティクス)
- 5.6 アカリク診断
- 5.7 リクナビ自己分析ツール
- 5.8 jobtag(ジョブタグ)
- 5.9 mgram(エムグラム)
- 5.10 キャリアタイプ診断
- 5.11 COLOR INSIDE YOURSELF(カラーインサイドユアセルフ)
- 5.12 キミスカタイプ別適職検査
- 5.13 適性診断MATCHplus(適性診断マッチプラス)
- 5.14 Lognavi適性テスト(ログナビ適性テスト)
- 5.15 AnalyzeU+(アナライズユープラス)
- 6 転職に役立つ自己分析ツール9選
- 7 自己分析ツールの診断結果を活用するコツ
- 8 通信制大学に迷ったら、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)
- 9 まとめ
自己分析ツールとは?
自己分析ツールとは、PCやスマホを使って手軽に自分の強みや弱み、性格、職業適性などを診断できるツールのことです。
無料で提供されているサービスも多く、誰でも簡単に使うことができます。
自己分析ツールにはさまざまな種類があり、Webなどでできるデジタル版や紙に直接書いていくタイプ、アプリになっているものなど、多くあります。最近では、Webサイトで簡単にできる自己分析ツールが増えており、多くの就活生や転職希望者などに活用されています。
自己分析ツールを活用するメリット
自己分析ツールを活用して自己分析をおこなうことには、以下のようなメリットがあります。
- 自分の性格、強み、弱みがわかる
- ツールによっては適職を提案してくれる
- 転職スカウトサイトのツールなら、自己分析結果からスカウトを受けることがある
- 複数の自己分析ツールを使うことで自分自身の解像度が上がる
自己分析ツールを使った自己分析では、客観的に自分の性格や強みと弱みを知ることができます。また、仕事探しを前提としたツールであれば適職の提案もしてくれるため、仕事選びに活かせます。
さらに、転職スカウトサイトのツールであれば、自己分析結果から企業のスカウトを受ける可能性もあり、より実用的です。
複数の自己分析ツールを使ってデータを集めることで、自分自身の解像度を高めることができるため、自己分析ツールは1つだけではなく複数試すと良いでしょう。
自己分析ツールの主な種類
自己分析ツールには、主に以下のような種類があります。
- 就活サポートサイトの自己分析ツール
- 転職スカウトサイトの自己分析ツール
- 性格や適職を診断できる自己分析ツール
ここでは、自己分析ツールの種類ごとに持つ特徴や使うメリットについて詳しく解説します。
就活サポートサイトの自己分析ツール
就活サポートサイトの自己分析ツールでは、就活に役立つ基本的な自己分析ができます。
自分の強みや弱み、適性、苦手分野などを洗い出すのに向いており、具体的なキャリアプランを描くのに役立ちます。
就活サポートサイトの場合、各業界や企業の情報などが掲載されていることも多く、業界研究もできることが特徴です。自己分析と業界研究を同時に進めたい就活生にとって、メリットの多いツールであると言えるでしょう。
また、就活サポートサイトではキャリアアドバイザーに繋がる相談窓口を設置していることもあり、周りに就職活動について相談できる人がいないという方にもおすすめです。
転職スカウトサイトの自己分析ツール
転職スカウトサイトは、転職希望者を企業側からスカウトできるサイトです。
自己分析ツールを設置している場合、診断結果から企業のスカウトを受けられることもあります。
また、診断結果をもとにサイト側が自分に合った求人を提案してくれるため、転職活動を効率的に進められるのも魅力です。
性格や適職を診断できる自己分析ツール
性格タイプや適職を診断する自己分析ツールは、手軽に自己理解を深めるのに役立ちます。MBTI診断(※1)やmgram(エムグラム)診断(※2)といったツールを、使ったことがある方もいるのではないでしょうか?
性格診断ツールで自分の性格や適性がわかり、サイトによっては適職を提案してくれることもあります。
自己分析の深掘りができるため、就活や転職サイトでの自己分析に加えておこなうことでより自分自身の解像度を上げられるでしょう。
※1:MBTI診断とは、心理学的なアプローチに基づいた性格診断ツールで、自分の性格を16のタイプに分類するもの
※2:エムグラム診断とは、高精度分析アルゴリズムにより、自分を構成する性格要素のうち特徴的な8つをハッシュタグ化して抽出するもの
初めての方向けの自己分析ツール3選
初めて自己分析をおこなう場合、短時間でできる手軽なものを試すと良いでしょう。
自分を客観視したり、時間をかけずに診断したりしたいという方におすすめの自己分析ツールを3つピックアップして紹介します。
ツール | 質問数 | 運営会社 |
---|---|---|
キャリタスQUEST(キャリタスクエスト) | 20問 | 株式会社ディスコ |
適性検査GPS | 23問 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
CAREER INDEX(キャリアインデックス) | 39問 | 株式会社キャリアインデックス |
キャリタスQUEST(キャリタスクエスト)
キャリタスQUESTは、ゲーム感覚でできるのが特徴の自己分析ツールです。
大規模求人サイトのキャリタス就活が提供する自己分析ツールであり、信頼できる結果が得られるでしょう。
質問数が20問と少なく、ポップな見た目なので気楽に診断できるのが魅力です。登録不要で、誰でもすぐに自己診断ができます。
運営会社 | 株式会社ディスコ |
質問数 | 20問 |
適性検査GPS
適性検査GPSは、適応力(レジリエンス)、リーダーシップ、協調性(コラボレーション)の3項目から、自分の強みや弱みを把握できる診断です。
23問の質問に答えるだけで簡単に自己分析ができます。
時間をかけずに自己分析をしてみたいけれど、ある程度信頼できる企業のツールを使いたいという方におすすめです。
運営会社 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
質問数 | 23問 |
CAREER INDEX(キャリアインデックス)
CAREER INDEXは、初めてでも少し詳しく自己分析をしてみたいと考えている方におすすめの自己分析ツールです。
仕事で実際に役立つ強みや、弱みを踏まえた改善策まで解説してくれる他、向いている職種についても紹介してくれます。
質問数は39問なので、5分程度で診断を完了できるでしょう。
運営会社 | 株式会社キャリアインデックス |
質問数 | 39問 |
就活に役立つ自己分析ツール15選
ここでは、就活生に特におすすめの自己分析ツール15選を紹介します。
ツール | 質問数 | 運営会社 |
---|---|---|
就活伸びしろ診断 | 18問 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
就活の教科書適職診断 | 20問 | 株式会社Synergy Career |
新・RPGジョブ診断 | 20問 | ウォンテッドリー株式会社 |
適職診断NAVI(適職診断ナビ) | 35問 | 株式会社Meta Anchor |
My analytics!(マイアナリティクス) | 36問 | ポート株式会社 |
アカリク診断 | 60問 | 株式会社アカリク |
リクナビ自己分析ツール | 100問程度 | 株式会社リクルート |
jobtag(ジョブタグ) | 職業興味検査:42問価値観検査:60問 | 厚生労働省 |
mgram(エムグラム) | 105問 | 株式会社mgram |
キャリアタイプ診断 | 120問 | パーソルホールディングス株式会社 |
COLOR INSIDE YOURSELF(カラーインサイドユアセルフ) | 145問 | 株式会社グレート・ビーンズ |
キミスカタイプ別適職検査 | 150問 | 株式会社グローアップ |
適性診断MATCHplus(適性診断マッチプラス) | 162問 | 株式会社マイナビ |
Lognavi適性テスト(ログナビ適性テスト) | 208問 | 株式会社アスパーク |
AnalyzeU+(アナライズユープラス) | 251問 | 株式会社i-plug |
就活伸びしろ診断
就活伸びしろ診断では、「弱みを強みに変える自己分析」をテーマに自己分析ツールを提供しています。
就活で自分の弱みに向き合う中で、自分の伸びしろがどれくらいあるのか確認できる前向きな自己分析ツールであるため、就活に疲れたときや弱みから目をそむけたくなったとき、改めて自分を見直したいときに活用しましょう。
運営会社 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
質問数 | 18問 |
就活の教科書適職診断
就活の教科書適職診断は、LINEを用いた自己分析ツールです。就職の教科書の公式LINEを追加することで、簡単にスタートできます。
3分程度で完了するため手軽なことや、新たな会員登録は不要なことなどから、多くの就活生が活用しているサービスです。
就活の教科書公式LINEでは、「面接質問/回答100選」や「ES自己PR100選」など就活に役立つ情報も配信されているため、長期的に活用できるでしょう。
運営会社 | 株式会社Synergy Career |
質問数 | 20問 |
新・RPGジョブ診断
新・RPGジョブ診断では、ドット絵のゲーム風画面を操作することで自己分析ができます。退屈せず、楽しみながら手軽に自己分析ができるため初心者にもおすすめです。
一般的な質問と回答ではなく、ゲーム内のクエストを通した判断や行動で性格を分析してくれるため、よりリアルな自己分析ができるでしょう。
運営会社 | ウォンテッドリー株式会社 |
質問数 | 20問 |
適職診断NAVI(適職診断ナビ)
適職診断NAVIでは、キャリア志向性や行動特性を診断したうえで適職を示してもらえます。就活でどの職業や分野、業界を選ぶべきか悩んでしまう方におすすめです。
最新の心理学を応用した自己分析ツールで、30万人を超える診断データから出される結果は精度が高く、信頼できます。
運営会社 | 株式会社Meta Anchor |
質問数 | 35問 |
My analytics!(マイアナリティクス)
My analytics!では、36問の質問から16タイプの性格診断と適職判定が受けられます。分析結果から、就活に関するアドバイスを受けることもできるため、就活生にとって強い味方となるでしょう。
自分の強み、適職、キャリアプランについて詳しく自己分析することができます。
運営会社 | ポート株式会社 |
質問数 | 36問 |
アカリク診断
アカリク診断は、大学院生専門の自己分析ツールです。大学院を経て就活へ臨む方は、ぜひ一度利用してみてください。
大学院での研究や学術的スキルをもとに、仕事で活躍できるスコアを算出してくれます。
探求分析力と計画遂行力のアカデミックキャリア、成長行動力と環境適合力のビジネスキャリア、持続性活力と人生構築力のライフキャリアの3つを診断し、自分のスコアを確認できます。
運営会社 | 株式会社アカリク |
質問数 | 60問 |
リクナビ自己分析ツール
リクナビの自己分析ツールでは、性格検査、適職診断、企業選びの傾向分析、言語・非言語テストの4つが就活生向けに提供されています。
それぞれ診断することで自己分析を深めることができ、自分の性格や適職、向いている企業風土などを見極めることができるでしょう。
得意や長所などだけでなく、弱みや苦手分野などについても知ることができるため、就活初期に活用するのもおすすめです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
質問数 | 100問程度 |
jobtag(ジョブタグ)
jobtagは、厚生労働省が提供する自己分析ツールです。職業興味検査と価値観検査の2種類があり、それぞれ信頼性の高い診断です。
診断後、自分の興味や価値観から職業の適性を示し、具体的に職種の提案もしてくれます。
就活での業界選択や職業選択、キャリアの方向性決めなどに役立つでしょう。
運営元 | 厚生労働省 |
質問数 | 職業興味検査:42問価値観検査:60問 |
mgram(エムグラム)
mgramは、105問の質問から性格の特徴8つを導き出す自己分析ツールです。全世界で人気のツールであり、1,100万人以上に利用されています。
企業の適性検査に利用されるほど高精度の診断ツールであるため、自己分析でも大いに役立つでしょう。
就活の他にも、恋愛や結婚などを含めたライフプラン、キャリアプランにも診断結果を活かせることが特徴です。
運営会社 | 株式会社mgram |
質問数 | 105問 |
キャリアタイプ診断
キャリアタイプ診断では、5つの項目から自分のキャリアタイプをチェックできます。
「A:性格・気質傾向」「B:能力傾向」「C:行動基準」「D:あなたに向いている仕事スタイル」「E:あなたに向いている企業風土」をそれぞれ診断できるため、就活でキャリアプラン形成に悩んでいる方におすすめです。
運営会社 | パーソルホールディングス株式会社 |
質問数 | 120問 |
COLOR INSIDE YOURSELF(カラーインサイドユアセルフ)
COLOR INSIDE YOURSELFは、利用者数35万人を超える人気の自己分析ツールです。
約26万個以上の結果から、最も自分に当てはまる個性を診断してくれるため、自分を客観的に見たいときに役立ちます。
質問数が145問と多いため、時間がかかる診断ですが、その分精度も高いので一度はやっておくと良いでしょう。
運営会社 | 株式会社グレート・ビーンズ |
質問数 | 145問 |
キミスカタイプ別適職検査
キミスカタイプ別適職検査は、他の自己分析ツールとは異なる項目で診断結果が出る自己分析ツールです。
診断結果では、革新性や環境順応性など、珍しい視点の項目が並びます。その他にも、ストレス耐性もチェックできるため就活に大いに役立つでしょう。
また、診断結果はキミスカの登録企業に公開されるため、企業からスカウトが届くことも期待できます。
運営会社 | 株式会社グローアップ |
質問数 | 150問 |
適性診断MATCHplus(適性診断マッチプラス)
適性診断MATCHplusでは、109個の職種について自分にどの程度適性があるのかをランキング形式で表示してもらえます。
また、その職種にどのような企業があるのかも紹介しているため、具体的な志望企業選びにも役立ちます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
質問数 | 162問 |
Lognavi適性テストは、ログナビアプリ内で実施している自己分析ツールです。ログナビ自体は就職スカウトサービスなので、直接的な就活対策ツールとしても役立ちます。
性格特性やコミュニケーション能力など、全37項目の分析ができるため、自分の性格、強み、弱みを詳細にチェックできます。
また、AIによる適職診断で相性の良い企業を提案してくれるのも特徴です。
運営会社 | 株式会社アスパーク |
質問数 | 208問 |
AnalyzeU+(アナライズユープラス)
AnalyzeU+は、新卒就活サービスのオファーボックスが提供する自己分析ツールです。新卒就活に特化したサイトで提供されているため、まさに就活にピッタリな自己分析ツールと言えます。
過去100万人の診断結果データをもとにした詳しい自己分析が可能で、社会人基礎力、次世代リーダー力、役割思考タイプ、認知・思考スタイル、職種適性の項目で診断結果が出ます。
運営会社 | 株式会社i-plug |
質問数 | 251問 |
転職に役立つ自己分析ツール9選
続いて、既に社会人経験のある方が転職する際に役立つ自己分析ツール9選を紹介します。
ツール | 質問数 | 運営会社 |
---|---|---|
リクナビNEXT適職診断 | 22問 | 株式会社リクルート |
ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール) | 29問 | 厚生労働省 |
16Personalities(16パーソナリティーズ) | 60問 | NERIS Analytics Limited |
精密性格診断テスト16TEST(16テスト) | 90問 | 16TEST運営局 |
Re就活適職診断テスト | 90問 | 株式会社学情 |
FutureFinder(フューチャーファインダー) | 108問 | 株式会社ジェイック株式会社レイル |
クリフトンストレングス(旧ストレングス・ファインダー) | 177問 | ギャラップ社 |
ミイダス | 202問 | ミイダス株式会社 |
グッドポイント診断 | 293問 | 株式会社リクルート |
リクナビNEXT適職診断
転職サイトのリクナビNEXTが提供している、リクナビNEXT適職診断では、22問の質問に回答することで高精度な性格診断と適職診断を受けられます。
適職と自分の性格を踏まえ、仕事選びに役立てましょう。
問題数が少なく手軽にできる自己分析ツールなので、移動時間などを有効活用したい方にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
質問数 | 22問 |
ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)
ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)は、厚生労働省が提供する自己分析ツールです。自分の持つスキルや経験について入力することで可視化し、自己分析ができます。
手持ちのスキルや経験を細かく評価し、業種や職種が変わったときにも強みとなる能力を診断してくれます。
ただ一覧化するのではなく、レポートと表形式で可視化されるため自分のスキルを把握するのに役立つでしょう。
運営元 | 厚生労働省 |
質問数 | 29問 |
16Personalities(16パーソナリティーズ)
16Personalitiesは、国際基準の専門的な心理学をもとに作られている自己分析ツールです。自分の性格をより正確に把握することができ、全世界で多くの利用者がいます。
16タイプの性格診断結果を得られ、行動パターンや思考タイプについても診断できるので、自分の性格について細かく理解したい場合におすすめです。
運営会社 | NERIS Analytics Limited |
質問数 | 60問 |
精密性格診断テスト16TEST(16テスト)
より高精度で詳細な性格診断を受けたい方におすすめなのが、精密性格診断テスト16TESTです。
700万人以上に利用されており、国内最大級の自己分析ツールの1つです。診断結果は16タイプに分けられ、就活、恋愛、生活など総合的な診断が受けられます。
自分自身の解像度を高めることはもちろんですが、ライフプランやキャリアプランの形成にも役立つでしょう。
運営会社 | 16TEST運営局 |
質問数 | 90問 |
Re就活適職診断テスト
20代専門の転職サイトであるRe就活が提供する適職診断テストでは、エニアグラムの性格論(※)に基づいた診断が受けられます。自分の強みや価値観を分析し、9つのタイプに分けて診断します。
自分の特性、価値観、適職などが詳細に表示されるため、自分でも気づかない特性について知ることができるでしょう。
行動特性と仕事のスタイルについても解説されるため、より自分に向いている企業を選ぶのに役立ちます。
※エニアグラムの性格論とは、性格類型論に基づき、人の性格を9タイプに分類する人格理論のこと
運営会社 | 株式会社学情 |
質問数 | 90問 |
FutureFinder(フューチャーファインダー)
FutureFinderは、心理学統計に基づく高精度の自己分析ツールです。自分の性格を詳細に分析し、それを踏まえて自分に合った仕事を提案してもらえます。
基本の性格特性、マッチする組織風土、得意な組織行動、仕事への動機をそれぞれ診断できるため、転職活動での応募先選びに役立つでしょう。
運営会社 | 株式会社ジェイック株式会社レイル |
質問数 | 108問 |
クリフトンストレングス(旧ストレングス・ファインダー)
クリフトンストレングスは、以前までストレングス・ファインダーという名前で提供されていた自己分析ツールです。アメリカのギャラップ社が開発・提供しているツールで、プランごとに価格が異なる有料のツールです。
転職活動で使う場合、「クリフトンストレング 上位資質(トップ5)(4,318円)」がおすすめです。さらに高精度な診断を求めるなら、「クリフトンストレングス34(9,715円)」などを活用すると良いでしょう。
運営会社 | ギャラップ社 |
質問数 | 177問 |
ミイダス
自己分析を経て自分の強みや弱み、特性について理解したうえで企業からのスカウトが欲しいなら、ミイダスがおすすめです。
市場価値、コンピテンシー(※1)診断、バイアス診断ゲーム(※2)があり、想定年収や応募可能企業数、適職や相性の良い上司の性格、自分の思考のクセをそれぞれ診断できます。
※1 高い業績や評価されるような成果を出す人に共通してみられる行動特性
※2 自分の認知バイアスを測定できるゲーム。認知バイアスとは、思考の偏りや思い込みによって非合理的な判断をしてしまうこと
運営会社 | ミイダス株式会社 |
質問数 | 202問 |
グッドポイント診断
グッドポイント診断では、約30分ほどで完了する293問の質問に答えることで詳細な自己分析ができます。診断結果は8568通りあり、転職に際して改めて自分を見つめ直したいという方におすすめです。
また18項目から、自分の持つ5つの強みを具体的に解説してくれるのも魅力です。自分では気づけない長所や強みを見出すこともできるので、ぜひ一度使ってみてください。
ちなみに、リクナビNEXT経由の応募なら診断結果を添付することもできます。
運営会社 | 株式会社リクルート |
質問数 | 293問 |
自己分析ツールの診断結果を活用するコツ
自己分析ツールで出た診断結果は、以下のコツを抑えることでスムーズかつ有効に活用できます。
- 分析結果を1か所にまとめる
- 自分の持つ強みと弱みを理解する
- 自分の価値観を見つける
- 自己分析ツール以外の情報を集める
それぞれ詳しく解説します。
複数の分析結果を1か所にまとめる
自己分析ツールで出た結果は、Excelやスプレッドシートなどを使って1か所にまとめておきましょう。
まとめることで、強みや弱み、価値観、向いている業界など、自己理解をより深めることができます。
強みと弱みを理解する
自己分析ツールの結果を踏まえ、自分の強みと弱みをきちんと理解しましょう。
真面目、熱心、積極的など、強みとしてアピールできるポイントを整理したり、内向的、面倒くさがり、忘れっぽいなどの弱みをどう改善すべきか考えたりすることで、より自分の強みを伸ばし弱みを解消することができます。
また、強みのアピールには具体的な経験を絡ませられるように準備しておくと、エントリーシートの作成や面接の対策になります。
自分の価値観を見つける
自己分析ツールを通し、自分の持つ価値観について知ることも重要です。
思考や行動の傾向を言語化してくれるツールは多く、自分にとって何が重要であるかを理解するきっかけになります。
何をもって成功とするのか、仕事に何を求めるのか、どのような環境で働きたいのかなど、仕事や私生活で自分が重要だと思うものは何か、きちんと把握しましょう。
自己分析ツールだけに頼らない
自己分析ツールだけに頼らず、他の情報を集めることも忘れないでください。
例えば、分析結果をもとに友人や家族に自分のことを聞いてみると、自己分析ツールの結果とはまた違う意見が出てくるかもしれません。
自己分析ツールは精度が高く信頼できるものですが、だからといって自己分析ツールのみで自分を100%理解することは不可能です。
自己分析ツールは情報の1つとして捉え、周囲の人に自分のことを聞いたり、自分自身の経験や感情を洗い出したりすることでより自己理解を深めることができるでしょう。
通信制大学に迷ったら、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)
開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)は、2026年4月開設予定の完全オンラインで学べる通信制の学部です。一度も通学せずに大学を卒業し、「学士(情報学)」を修得できます。
授業は全てオンデマンド(事前録画型の動画視聴)でおこなわれ、その中でも特徴的な授業の一つである『PBL演習』ではさまざまな企業と連携して、実際のビジネス現場での課題を扱い、その解決を目指していくことで「実践力」や「課題解決力」などが身につきます。
PBL演習では学生同士でプロジェクトを立ち上げ、チャットでディスカッションをおこないます。オンライン上でディスカッションをおこなうため、自分の意見を相手に伝えるのが直接会話をするよりも難しくなります。
どのように相手に伝えれば、理解してもらえるかを考えながらチャットをするため、普段のコミュニケーションよりもさらに「思考力」や「表現力」が身につき、書くコミュニケーション力がアップします。
実践的な授業の中で、対面で会話をするわけではない分、自分の得意/不得意が見えてきます。
「さまざまな案を思いつくのが得意」「自分の意見を相手に伝えるのが得意」「プログラミングなどの技術面が得意」や、反対に、「普段の会話ではコミュニケーション力があると思っていたが、非対面になるとテキストで簡潔に伝えたいことをまとめるのが苦手だった。」など、オンラインならではの発見もあるかもしれません。
ITスキルの基礎から応用までを学びつつ、実践的な授業の中で自分の得意/不得意を把握し、分析してみたい!という方は、開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置構想中)がおすすめです!
まとめ
就活や転職の際、自己理解に役立つ自己分析ツール。そんな自己分析ツールは多種多様で、就職・転職サイトを始めとするさまざまな企業が提供しています。
自己分析ツールを使うことで自分の性格、強み、弱み、適職などを客観的に確認することができ、自分では気づけない側面を見つけられるなどのメリットがあります。
自己分析ツールには就活サポートサイト、転職サポートサイト、性格や適職を診断する専門サイトがそれぞれ提供するものがあります。系統の違う診断を複数使うことで情報を増やし、より自己理解を深めましょう。
本記事では、質問数が少ない手軽なものから詳細な結果を得られるものまで、さまざまな自己分析ツールをご紹介しました。
気になるツールを使って自己分析をおこない、ぜひ就活や転職に活かしてください。